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薬剤師の同期と給料の差にモヤる人へ|なぜ差がつくか僕の本音

2026 7/29
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年収・キャリア
2026年6月20日2026年7月29日

同期の給料が自分より高いって知った日、地味にしんどいですよね。同じ大学を同じ年に出て、同じ国家試験に受かったのに、なんで差がつくんだろう、と。

僕も20代の頃、飲み会で同期の年収を聞いて帰り道で黙り込んだことがあります。だから気持ちはわかるつもりです。

先に言っておくと、同期との給料差の大半は「あなたの能力」じゃなくて「どこで働いてるか」で決まってます。この記事では、なぜ差がつくのかを構造でほどいて、その差が埋められるものなのかまで、僕の実体験を交えて書いていきます。

最初に結論
  • 差の大半は能力でなく業態差
  • DSと調剤で年収100万超違う
  • 地域・規模・残業代でもズレる
  • 交渉や転職で差は埋まる
  • 焦って真似する転職は危険
  • 自分を責めなくて大丈夫
この記事を書いた人
  • 調剤4年→DS2年→調剤4年
  • いまは管理薬剤師(34歳)
  • 転職を3回経験し、うち2回は失敗。
  • 3回目で年収を480万円→610万円にアップ
  • 人気薬剤師向け転職エージェント5社全部利用

「同じ失敗をしてほしくない」という思いで、薬剤師のリアルを本音で書いてます。

詳しい筆者の経歴はこちら

詳細記事:薬剤師ブログ|転職で2回やらかした僕が年収130万上げた話

管理薬剤師たろう
管理薬剤師たろう
目次

薬剤師の同期と給料の差はなぜつくのか|まず仕組みを知る

結論から言うと、薬剤師の同期間の給料差は、本人の優秀さよりも「選んだ環境」で大きく決まります。主な要因を順番に見ていきましょう。

差がつく主な4要因
  • 業態(調剤/DS/病院/企業)
  • 勤務地(都市部か地方か)
  • 会社の規模と給与テーブル
  • 残業代・手当・交渉の有無

一つずつ見ていきます。たぶん読み終わる頃には「あ、自分が低いのそういう理由か」って腑に落ちるはずです。

業態の違いが一番デカい

同期と一番差がつくのが、これです。調剤薬局・ドラッグストア・病院・製薬企業で、初任給からして全然違います。ざっくり言うとドラッグストアは初任給が高く、病院は低めという傾向があります。

僕は新卒で内科門前の調剤薬局に入って、4年目でようやく420万くらいでした。でもDSに行った同期は、入って数年で軽く500万を超えてたんですよね。同じ年次でこの開きです。

逆に病院に進んだ友人は、やりがいはあるけど給料は低いと正直にこぼしてました。だから同期の額を聞いて落ち込む前に、まず相手がどの業態かを思い出してほしいんです。土俵が違うだけ、ってことが多いので。

管理薬剤師たろう

同じ「薬剤師」でも、業態が違えば別の仕事と思ったほうが近いかもです。

勤務地と会社の規模でも変わる

同じ調剤薬局同士でも、都市部と地方、大手チェーンと個人経営で給与テーブルが違います。地方や薬剤師が足りない地域は、人を集めるために給料を上乗せしてることが多いです。だから同じ年次・同じ業態の同期でも、住んでる場所が違うだけで普通に数十万ズレたりします。

会社の規模も効いてきます。大手は昇給ルールがきっちりしてる代わりに頭打ちが早く、中小は社長次第でブレる、みたいな感じです。だから「同期は大手だから安泰で高い」とも限らないんですよね。

このへんは個人の頑張りでどうこうなる話じゃないので、差があっても自分を責める必要はないです。立ってる場所が違うだけ、と僕は思ってます。

残業代と手当、そして交渉

見落としがちなのが、残業代と手当です。同期の額が高く見えても、中身がフルの残業代込みだと、時給換算では負けてないこともあります。逆に、定時で帰れて年収やや低めのほうが幸せ、というケースもあるので額面だけで比べないほうがいいです。

あと意外と差がつくのが、入社時や転職時の年収交渉をしたかどうか。僕は現職に移るとき提示560万を交渉で610万にしてもらいました。同じ求人でも、ここで動いたかどうかで数十万ズレます。

交渉のやり方は別記事でくわしく書いてるので、気になる人は提示額を50万上げた交渉の流れをのぞいてみてください。やってみると意外と普通にできます。

同期の給料が高いとモヤッとした僕の話

ここは僕の体験そのままです。きれいな教訓っぽくならないように、当時の感情ごと書きます。

27歳くらいの頃、地元の居酒屋で同期と何人かで飲んでたんです。流れで給料の話になって、DSに行った一人が「今、年収550くらい」とサラッと言ったとき、ビールの味が一瞬わからなくなりました。僕はその時たしか420ちょっと。100万以上違うわけです。

顔には出さないようにしてたつもりだけど、たぶんバレてた気がします。帰りの車で信号待ちしながら、「同じ大学出て同じ試験受かって、なんでこんな違うんだろ」ってずっと考えてました。自分の選択がぜんぶ間違ってた気さえして。

で、そのモヤモヤに引っ張られて、僕は給料の数字だけ見てDSに転職して、見事に失敗しました。残業月45時間、夜10時まで品出し。年収は上がったのに、使う時間も体力も消えた。「俺、何のために年収上げたんだっけ」って暗い部屋でつぶやいてました。今思えば、あの飲み会の劣等感に動かされただけだったなと。

だから声を大にして言いたいのは、同期との差にモヤッとした勢いで転職先を決めるのは、わりと危険ってことです。…まあ自分が一番やらかしてるんですけどね。

その差、能力のせいじゃないことが多い

ここ、検索してきた人に一番伝えたいところです。同期との給料差を「自分の能力が低いから」と受け取ってる人が多いんですが、たいていは違います。

薬剤師の給料って、調剤報酬とか会社の仕組みで上限がほぼ決まってます。個人がどれだけ服薬指導を頑張っても、それで月10万上がるみたいな世界じゃないんですよね。だから差の正体は、能力評価というより「どの仕組みの中にいるか」なんです。

もちろん、まったく関係ないとは言いません。管理薬剤師になれば手当(僕の場合は月3〜5万くらい)がつくし、できる人ほど任されて昇進も早い。でもそれも結局「手当のある仕組みに乗れたか」の話で、根っこは環境です。

なので、もし今あなたが同期より低くて落ち込んでるなら、それは能力の差じゃなくて居場所の差かもしれない、と一回考えてみてほしいです。そう思えると、ちょっと呼吸が楽になりませんか。

差を埋めたいときの現実的な手順

じゃあこの差、埋められるのか。結論、動けば埋まります。ただし焦りで動くと僕みたいに失敗するので、順番が大事です。

まず自分の相場を知る

最初にやるのは、自分の年次・業態・地域での「世間の平均」を知ることです。同期一人と比べてへこむより、相場の中で自分がどの位置かを見たほうが冷静になれます。たった一人のサンプルに振り回されてた、と気づくだけでも気持ちはだいぶ変わるはずです。

ここで大事なのは、特定の同期の額(=たまたま高い一人かも)と、統計の平均を混同しないこと。同期がたまたま条件のいい職場なだけ、ってこともよくあります。

年代別・業態別の相場感は薬剤師の年収を業態・年代別にまとめたガイドに整理してあるので、まず自分の現在地をここで確認してみてください。

今の職場で上げられないか試す

転職の前に、今の場所で上げる手はないか考えます。昇給交渉、管理薬剤師など手当のつくポジション、資格手当。動かずに数万上がるなら、それが一番ローリスクです。

僕も最初の薬局で頭打ちを感じてましたが、今振り返ると、辞める前に一度ちゃんと交渉してみてもよかったなと思います。当時はその発想すらなかったので。

ただ、調剤報酬で上限が決まってる以上、今の職場では限界がある場合もあります。そのときは次の手です。

転職で業態ごと変える

業態の差がデカいという話をしましたよね。つまり、業態ごと変えるのが一番大きく動かせる方法です。調剤からDSへ、地方の足りない地域へ、など。

ただ、ここで給料だけ見て飛びつくと、僕のように激務地獄にハマります。年収が上がっても残業まみれで体を壊したら本末転倒なので、勤務時間や雰囲気もセットで確認してください。

正直、求人票の年収だけじゃ中身はわかりません。僕は3回目の転職で職場見学を必須にして、はじめて地雷を踏まずに済みました。このあたりは次のセクションで。

焦って転職する前に|僕が地雷を避けた方法

同期との差を埋めたい気持ちはわかります。でも勢いで決めると失敗する、というのは身をもって知ってるので、ここだけは丁寧に書かせてください。

僕は転職を3回して、そのうち2回失敗してます。1回目は給料に釣られたDS、2回目は焦って入った薬局を2ヶ月で退職。どっちも「年収」とか「早く抜けたい」とか、目の前の感情で決めたのが原因でした。

3回目でやっとうまくいったんですが、変えたのは会社じゃなくて「自分の選び方」です。具体的にはこの3つ。

  • 年収でなく雰囲気を最優先にした
  • 応募前に必ず職場見学を入れた
  • 担当に過去の失敗を正直に話した

この職場見学とか担当への本音相談を、僕は薬剤師転職エージェントの比較を使ってやりました。5社のエージェントを使った中で僕が一番良かったのがここで、担当が急かさずに職場見学を組んでくれて、年収交渉も代わりにやってくれたんです。あの地雷だらけの過去を全部話しても、淡々と求人を絞ってくれたのは助かりました。

もちろん合う合わないはあるので、万人におすすめとは言いません。担当と相性が合わなければ変えてもらえばいいし、複数社を併用して比べるのが結局いちばん安全です。気になる人だけ、下から見てみてください。

薬剤師転職エージェントを比較する

エージェントの選び方や他社との比較は5社使った僕のエージェント比較にまとめてます。1社で決めず、見比べてから動くのがおすすめです。

よくある質問

同期と給料が違うのは自分の評価が低いから?

多くの場合は違います。薬剤師の給料は調剤報酬や会社の仕組みで上限が決まってるので、差の正体は能力評価より業態や地域などの環境です。自分を責めすぎないでください。

調剤とドラッグストアでそんなに差が出ますか?

出ることが多いです。僕の同期も、調剤の僕が420万の頃にDSで550万くらいでした。ただDSは残業が多い傾向があるので、額面だけでなく時給換算や働き方もセットで見たほうがいいです。

同期に給料を直接聞くのはアリですか?

関係性によりますが、無理に聞くとお互い気まずくなることもあります。額そのものより、業態や地域などの条件を聞くほうが比較の参考になりますし、角も立ちにくいです。

今の職場で給料を上げる方法はありますか?

昇給交渉、管理薬剤師など手当のつくポジション、資格手当などがあります。動かずに数万上げられるなら一番ローリスクなので、転職の前にまず試す価値はあります。

差を埋めたくて転職するのはアリですか?

アリですが、給料だけ見て決めると失敗しやすいです。僕は年収に釣られて転職して激務にハマりました。勤務時間や職場の雰囲気もセットで確認してから動いてください。

年収交渉なんて本当にできるんですか?

できます。僕は提示560万を交渉で610万にしました。自分で言いづらければエージェントに代わりにやってもらう手もあります。やってみると意外と普通に通ることがあります。

地方のほうが給料が高いって本当?

薬剤師が足りない地域では、人を集めるために給料を上乗せしていることがあります。ただ生活コストや戻りにくさもあるので、額だけで判断せず暮らし全体で考えるのがおすすめです。

病院薬剤師は給料が低いと聞きますが?

調剤やDSと比べると低めの傾向はあります。やりがいや専門性で選ぶ人が多い業態です。給料で比べると見劣りしますが、軸が違うだけなので同期と単純比較しなくて大丈夫です。

エージェントは1社だけで足りますか?

1社だと求人や担当の質が偏ることがあります。僕は5社使って比べました。2〜3社を併用して、担当との相性や求人の中身を見比べるのが安全です。

同期と比べてしんどいときの気持ちの整理は?

差の理由が環境だとわかると少し楽になります。あと、特定の同期一人でなく相場の中で自分を見ると冷静になれます。それでも動きたければ、焦らず順番を踏めば差は埋められます。

年次ごとの相場感は薬剤師7年目の年収の記事に、僕の1年目からの実額と一緒にまとめています。

まとめ|同期との差は埋められる、でも焦らずに

同期との給料差にモヤッとする気持ち、痛いほどわかります。でもその差の大半は、あなたの能力じゃなくて環境で決まってます。そこがわかるだけで、だいぶ気持ちが軽くなるはずです。

この記事の結論
  • 差の大半は業態・地域・規模
  • 能力のせいじゃないことが多い
  • まず自分の相場を確認する
  • 今の職場で上げる手も試す
  • 転職は給料だけで決めない
  • 順番を踏めば差は埋まる

僕は焦りで2回失敗してます。だからこそ、同じ後悔をしてほしくないんです。差を埋めたいなら、まず自分の現在地を知って、今の職場で上げられないか試して、それでもダメなら雰囲気まで確かめて動く。この順番でいきましょう。

もし本気で動くか迷ってるなら、僕が2回やらかして3回目で年収を上げた話を自己紹介記事に全部書いてます。失敗のリアルも込みで、よかったら参考にしてください。

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調剤薬局4年→ドラッグストア2年→調剤薬局4年(現在は管理薬剤師)。転職を3回経験し、うち2回は失敗しました。3回目でようやく年収を480万円→610万円に上げられた、しくじり多めの薬剤師です。転職活動では薬剤師向けエージェントを5社すべて実際に使って比較しました。薬学部6年制卒・薬剤師国家試験は1発合格。「同じ失敗をしてほしくない」という思いで、薬剤師転職のリアルな失敗談と成功談を本音で発信しています。

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管理薬剤師たろう

管理薬剤師たろう

薬剤師歴10年・34歳。調剤→ドラッグストア→調剤と転職3回(うち2回失敗)、年収は480→610万に。エージェント5社を使い倒した実体験を発信しています。

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