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  2. 年収・キャリア
  3. 薬剤師の年収ランキング|4つの職場を渡り歩いた僕の実数値で現在地が分かる

薬剤師の年収ランキング|4つの職場を渡り歩いた僕の実数値で現在地が分かる

2026 10/13
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年収・キャリア
2026年5月29日2026年10月13日
薬剤師の年収ランキング|薬剤師のリアル

給料明細を見ながら「自分の年収って、薬剤師の中でどのへんなんだろう」とモヤッとしてここに来た人、たぶん多いと思います。

ドラッグストアや企業のほうが高いと聞くと、調剤勤めの自分だけ取り残された気がして胃がざわつく——そんな人もいると思います。

焦る男性

自分の年収、薬剤師の中で下のほうだったらどうしよう…

新卒で入った調剤薬局は年収380万、4年頑張っても420万で頭打ち。「これって業界の下のほうじゃ…」と本気で焦ってました。

この記事では業態別・年齢別に加えて都道府県別・企業別まで、公的な統計で確かめられる範囲を4つの軸で早見表にして”あなたが今どのゾーンにいるか”を即チェックできるようにしつつ、4つの職場を渡り歩いて380万→610万まで年収を上げた僕の実数値と失敗も全部さらします。

順位を眺めて終わりではなく、「で、自分はどう動けば上がるのか」まで持ち帰ってください。

最初に結論
  • 統計の全体平均は約532万円
  • 薬局は約479万・病院は約581万
  • 県別の上位は高知・新潟・宮城
  • 30代は約497万〜557万
  • 高い額の裏には残業や激務がある
  • 動き方しだいで今より100万は狙える

ランキングの数字より「で、結局どこに相談すれば年収上がるの?」を先に知りたい人は、5社を実際に使った僕のエージェントおすすめランキングに先に目を通してもらえれば、この記事の結論はだいたい掴めます。

ランキングで自分の位置を見ると、次に気になるのは「同じ経験で、ほかの職場ならいくら出るのか」だと思います。統計は平均までしか教えてくれないので、個別の求人の条件はエージェントに聞くのが近道です。

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この記事を書いた人
  • 調剤4年→DS2年→調剤4年
  • いまは管理薬剤師(34歳)
  • 転職を3回経験し、うち2回は失敗。
  • 3回目で年収480万→610万にアップ
  • 人気転職エージェント5社を全部利用

「同じ失敗をしてほしくない」という思いで、薬剤師のリアルを本音で書いてます。

詳しい筆者の経歴はこちら

詳細記事:薬剤師ブログ|転職で2回やらかした僕が年収130万上げた話

管理薬剤師たろう
管理薬剤師たろう
目次

薬剤師の年収ランキング早見表|業態別・年齢別であなたの現在地はここ

まず一番知りたい「自分は今どのゾーンか」を、世間の統計平均で一気に俯瞰しましょう。ここで出す数字はあくまで業界全体の平均値で、僕個人の実額とは別物です。

ちなみに都道府県別の平均は、いちばん高い県と低い県で約200万円の開きがあります。地方や田舎で働く薬剤師の相場や、損しない動き方は地方・田舎の薬剤師の年収のリアルでまとめました。

下の早見表は、厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査の年齢別の平均を、僕が4つのゾーンに分けたものです。薬剤師全体の平均は約532万円(残業代を除く)で、ここを基準に自分が上か下かを見てみてください。

ゾーン年収の目安統計で
近い年代
上位600万〜45〜59歳の平均
約606万〜635万
中位530〜600万35〜44歳の平均
約556万〜557万
標準450〜530万25〜34歳の平均
約459万〜497万
スタート〜450万20〜24歳の平均
約396万

たとえば30歳で年収480万なら、30〜34歳の平均(約497万円)に近い「標準」のゾーン。決して下位ではないんですが、もっと高い人の話を聞くと一気に下に感じてしまうんだと思います。

順位は”誰と比べるか”で印象が180度変わります。

管理薬剤師たろう

僕も4年目420万のとき、「ここで頭打ちだな」と感じていました。

もうひとつ知っておいてほしいのが、同じ業態でも地域や薬局の規模でかなり振れること。

都市部の大きな会社より、地方や小さな会社のほうが平均が高く出ている統計もあります。だから「平均より下=ダメな職場」と短絡しないでほしいんです。

大事なのは、この表で出る「平均」より自分が低くても、それは能力の問題じゃなく業態と年次の問題だということ。

僕も4年目420万のときはスタートのゾーンでしたが、動き方を変えて上位のゾーンまで来られました。次の章から、業態別・年齢別に分けてもっと細かく見ていきます。

業態別の薬剤師年収ランキング|公的統計で比べられるのは薬局と病院まで

業態で年収の水準は変わります。ただ、公的な統計で薬剤師の額を確かめられるのは保険薬局と病院までです。製薬・DS・調剤・病院の順に、分かることと分からないことを並べます。

同じ資格でも、どこで働くかで平均は変わります。保険薬局の薬剤師と一般病院の薬剤師では、統計の平均に約100万円の差があります。

この章で解説する内容
  • 製薬会社:公的な統計なし
  • ドラッグストア:統計なし
  • 調剤薬局と病院:統計あり

製薬会社:公的な統計なし

製薬会社で働く薬剤師だけを取り出した公的な年収統計は、探した範囲では見当たりません。参考になるのは令和7年賃金構造基本統計調査の「研究者」(薬剤師に限らない職種全体)で、平均は約771万円です。僕は企業で働いた経験がないので、中の話は語れません。薬局・病院から移るなら、募集の数と応募条件を先に確かめてください。この記事の数字は手取りではなく額面です。

「高そうに見えるけれど、薬剤師の額としては確かめにくい」という枠ですね。

ドラッグストア:統計なし

ドラッグストアで働く薬剤師だけを取り出した公的な統計も、見当たりません。僕個人の例では、調剤薬局Aの420万から、ドラッグストア併設の調剤Bで550万になりました。求人で高い提示を見かけやすい業態だとは思います。

ただ僕の場合、この額は残業や品出し・レジまで含めた”激務とのセット”でした。

調剤薬局と病院:統計あり

厚生労働省の第25回医療経済実態調査では、保険薬局の薬剤師の平均は約479万円、管理薬剤師は約725万円です。一般病院の薬剤師は約581万円で、医療法人の病院に絞ると約540万円でした(いずれも給料+賞与)。この調査の給料には時間外手当も含まれ、薬局は管理薬剤師が別の行になっています。順位というより目安として見てください。

同じ保険薬局の中でも、薬剤師と管理薬剤師の平均には約246万円の差があります。年齢や経験の違いも含んだ差ですが、同じ調剤どうしで比べるときは、基本給より手当の内訳が大事です。求人票や給与明細で、次の内訳を分けて見てください。

  • 管理薬剤師などの役職手当
  • 在宅やかかりつけの手当
  • 地域手当・住宅手当
  • 残業代の見込み

年収の合計しか書かれていない求人は、手当が外れたときに下がる額が読めません。面接で「年収の内訳を、基本給と手当に分けて教えてください」と聞くのがいちばん早いです。

業務が増えることと、手当がつくことは別です。僕の会社は、かかりつけの件数目標があっても手当はゼロでした。「この業務に手当はつきますか」と1つずつ聞くと、同じ調剤どうしでも正しく比べられます。

管理薬剤師たろう

業務が増えても、手当がつくとは限りません。面接で1つずつ聞いておくと安心です。

つまり、公的な統計で順位を付けられるのは薬局と病院までです。

ここで誤解しないでほしいのが、この順位は「業態を変えれば誰でも上がる」という単純な話ではないこと。製薬は薬剤師の額を確かめにくく、DSは僕の場合、残業とのセットでした。

順位の高さと働きやすさは、必ずしも一致しないんです。

注意したいのは、平均が低い側=悪い職場ではないこと。僕は病院で働いた経験がないので中の話は語れませんが、平均はあくまで全体の数字で、個別の職場の良し悪しまでは映しません。

順位はあくまで”今の額”の話だと割り切ってください。

年齢別の薬剤師年収ランキング|20代・30代・40代で年収はどう積み上がるか

業態の次に効くのが年齢(経験年数)です。ここも統計の世間平均で、僕個人の額とは分けて見てくださいね。

年齢別の平均ゾーン
  • 20代:約396万〜459万
  • 30代:約497万〜557万
  • 40代:約556万〜631万

ざっくり言うと、こんな積み上がり方をします。順番に中身を見ていきましょう。

この章で解説する内容
  • 20代:横並びスタートの時期
  • 30代:差がはっきり開く分岐点
  • 40代:頭打ちか、伸ばせるか

20代:横並びスタートの時期

20代は、20〜24歳の約396万円から始まり、25〜29歳で約459万円になります。この時期に職場を変えると順位が大きく動くので、動くなら20代後半が一番身軽です。

30代:差がはっきり開く分岐点

30代は、30〜34歳で約497万円、35〜39歳で約557万円です。ここで管理薬剤師になれた人、年収の高い職場に移れた人と、据え置きの人とで差がくっきり開きます。都道府県でも平均は変わるので、自分の県の数字は次の章で確かめてください。

30代で自分の位置を確かめるなら、額面をそのまま平均と比べないでください。残業代込みの年収で比べると、実際より上にいるように見えます。次の順で条件をそろえます。

  1. 源泉徴収票の支払金額を見る
  2. 1年分の残業代を引く
  3. 役職手当の額を別に書き出す
  4. 同じ業態の30代と比べる

差がつく分かれ目は、役職・業態・勤務地の3つです。自分がどれを動かせるかを、次の問いで確かめてください。

  • 役職の空きは近くにあるか
  • 業態を変えてもいいか
  • 通勤や転居はどこまで可能か

3つとも動かせないなら、今の職場の昇給の幅がそのまま40代の年収になります。1つでも動かせるものがあれば、そこが次に調べる場所です。

年収ランキングの分かれ目は、ほぼ30代の動き方で決まります。

40代:頭打ちか、伸ばせるか

40代は、40〜44歳で約556万円、45〜49歳で約631万円です。35〜39歳から40〜44歳はほぼ横ばいで、管理職や役職に乗れないと、ここで昇給が止まる人も少なくありません。30代までに「上がる動き方」を仕込めたかで、40代の順位が決まる感覚です。

逆に言うと、40代から大きく順位を動かすのはだんだん難しくなります。動くなら早いほど、選択肢を広く取りやすいと思います。

管理薬剤師たろう

もし今30代前半でモヤモヤしているなら、それは動くにはかなり良いタイミングだということです。

年齢別の年収をもっと深掘りした話は薬剤師10年目の年収のリアルでも書いているので、自分の年次に近いほうを合わせて読んでみてください。

都道府県別の薬剤師年収ランキング|上位は高知・新潟・宮城で大都市は平均以下

業態・年齢の次に効くのが「どこで働くか」です。

ここで多くの人が驚くのが、東京・大阪・神奈川が、どこも全国平均を下回っていることです。東京にいるほど高いと思い込んでいると、ここで現在地を読み違えます。

驚く女性

えっ、都会のほうが高いんじゃないの?と思いますよね。

この章で解説する内容
  • 上位は高知・新潟・宮城
  • 地方なら高いとは限らない

上位は高知・新潟・宮城

厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査(都道府県別)で薬剤師の年収を計算すると、上位は高知・新潟・宮城・大分です。

いちばん高い高知は約651万円で、全国平均(約532万円)を約120万円上回ります。

逆に東京は約506万円、大阪は約492万円、神奈川は約476万円で、どこも全国平均より下です。

区分主な
都道府県
年収の目安
高い側高知・新潟
宮城・大分
約606万〜651万
大都市愛知・東京
大阪・神奈川
約476万〜521万
低い側秋田・鹿児島約445万〜463万

※年収は「所定内給与×12+年間賞与」で僕が計算した額です(残業代を除く)。調査人数が少ない県は年によって大きく動き、たとえば広島は前年の約693万円から令和7年は約499万円になりました。細かい順位より「大都市が高いとは限らない」という傾向を押さえてください。

地方なら高いとは限らない

ただ、地方ならどこでも高いわけではありません。同じ統計で、秋田は約445万円、鹿児島は約463万円と下位です。

県別の平均には、働いている人の年齢や業態の違いも混ざっています。それでも、「年収を上げたいなら勤務地も選ぶ材料になる」とは言えます。

僕は地方の調剤からスタートして、統計の平均より低い380万でした。だから「地方=必ず高い」ではなく、同じ地方でも業態と職場で大きく振れるのが実感です。

高い提示額の求人を見つけたら、額より先に「なぜ高いのか」を確かめてください。人が足りない職場の高さには、理由が2種類あります。

高い理由働き方への
影響
地域に薬剤師が
少ない
住む場所の
制約が中心
その店で人が
続かない
残業と人間関係に
出やすい

2つ目の理由なら、高い額は「人が続かない分の上乗せ」かもしれません。見分けるには、見学や面接で次の3つを聞きます。

  • 一人薬剤師の時間帯はあるか
  • この1年で何人辞めたか
  • 住宅手当は何年間出るか

住宅手当や赴任の手当は、出る年数に上限を置く会社もあります。上限のあとの年収まで聞いておくと、数年後に「下がった」と慌てずに済みます。

地域の順位はあくまで全体の傾向で、最後は個別の職場で決まると思っておいてください。

企業別の薬剤師年収ランキング|公的統計で分かるのは会社の規模別まで

もうひとつ気になるのが「具体的にどの会社が高いのか」だと思います。ただ、会社ごとの薬剤師の年収を並べた公的な統計はありません。

確かめられるのは会社の規模別までで、令和7年賃金構造基本統計調査では次のとおりです。大きい会社ほど平均が低く見えるのは、平均年齢が若いことも関係しています。

会社の規模平均年齢年収の目安
1,000人以上36.2歳約523万
100〜999人44.3歳約535万
10〜99人47.0歳約564万

もうひとつ注意してほしいのが、会社が公表している平均年収は事務や総合職も含む全社平均であることが多く、薬剤師1人の額そのものではない点です。

ランキング上位の数字をそのまま自分の見込み年収だと思うと、入社後にズレます。

そして高い提示は、僕がBで味わったように残業・レジ・品出しとのセットのこともあります。

会社の平均は「額」だけで、働き方までは映しません。会社名や数字だけで飛びつかず、実際の店舗の残業や雰囲気まで確かめてほしいです。

店舗ごとの残業や雰囲気は、見学や面接で直接確かめるのが安全です。相談先の選び方は転職エージェントの比較にまとめています。

【たろうの実体験】調剤380万から610万へ|年収ランキングを実際に上げた4つの職場の渡り方

ここからは統計じゃなく、僕個人の実数値です。世間の平均より低めのところからスタートしているので、「自分のほうが上だ」と思える人もいるはず。安心して読んでください。

先に、4つの職場と年収を並べます。

時期職場年収
24歳〜調剤A約380万
28歳〜ドラッグ
ストアB
550万
30歳調剤C480万
30歳〜調剤D610万

24歳、新卒で内科クリニックの門前にある調剤薬局Aに入りました。初年度は約380万。

地方の門前薬局で、統計の平均(経験0年で約411万円)より下からのスタートでした。昇給は年5千〜1万円で、4年目で420万が天井。

給与明細を見て「ここで頭打ちだな」と感じていました。当時の僕は、早見表で言えばスタートのゾーンです。

28歳、年収550万に釣られて調剤併設のドラッグストアBへ。額面だけ見れば一気に中位ゾーンに浮上です。

でも中身は、次の仕事の掛け持ちでした。

  • 調剤
  • OTC接客
  • レジ
  • 品出し
  • 週半分は遅番

閉店後の品出しが終わると夜10時。月の残業は45時間。

「何のために年収を上げたんだっけ」と何度も思いました。順位だけ見れば上がったのに、暮らしは確実に削れていました。

管理薬剤師たろう

お金は増えたのに、使う時間も体力もゼロだったんですよね。

30歳、DSを抜けたい一心で焦って調剤薬局Cへ。年収は480万に下げてでも脱出を優先しました。

求人票の「アットホームな職場」を信じて入ったら、誰も目を合わせない、定時で帰ると無言の圧。出勤前に胃がキリキリして、駐車場で車を停めたまま動けない朝もありました。

結局、入社2ヶ月で退職しました。順位を下げてまで動いたのに、これでは本末転倒でした。

管理薬剤師たろう

求人票の言葉を信じて、中を確かめずに決めてしまった。これが僕の2回目の失敗です。

同じ30歳、3回目はエージェント経由で現職の調剤薬局Dへ。

今度は、次の3つを決めて動きました。

  1. 条件より人間関係を最優先にする
  2. 応募前に必ず職場見学を入れる
  3. 担当に過去2回の失敗を恥を忍んで全部話す

提示は560万、そこから交渉して初年度610万。

2年目で管理薬剤師に昇格し、薬剤師歴10年目・34歳の今もこの職場です。

額だけ見れば上位のゾーンに入りましたが、残業が減って長女の寝顔を見られる日が増えた——僕にとっての”順位アップ”はこっちでした。

振り返ると、380万→610万へ4つの職場を渡り歩いた一番の学びは「ランキングの額だけ追うと、残業や人間関係という”順位に映らない代償”で必ず痛い目を見る」ということでした。

詳しい転職遍歴は僕の自己紹介記事にも書いています。

僕の遠回りを読んで「高い額には裏がある」と身構えた人は、その感覚のままで大丈夫です。額だけ追うと、残業や人間関係という順位に映らない代償を払うことがあります。

だから高い提示を見たら、応募の前に理由を確かめます。エージェントには次のような点を聞いてもらえる場合があります。

  • なぜその提示額なのか
  • 一人薬剤師の時間帯
  • この1年の退職者数
  • 手当が出る年数

業態を変えると決めていなくても相談できます。県をまたいで探したい人も、3社とも全国の都道府県から求人を探せます。

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年収ランキング上位に届く薬剤師・届かない薬剤師の決定的な差

4つの職場を渡り歩いて分かった、上位ゾーンに届く人と据え置きの人の差を正直に書きます。才能の話ではなく、ほぼ”動き方”の差です。

届かない人の共通点は、今の職場で昇給を待ち続けること。僕がいた調剤Aの昇給は年5千〜1万円で、待っても順位はほぼ動きませんでした。

僕自身、調剤Aで4年待っても380万が420万になっただけでした。逆に上位に届く人は、業態を変えるか、管理薬剤師など手当の付くポジションを取りに行きます。

悩む男性

業態を変えたり役職を取ったりすれば、年収1000万も狙えますか?

とはいえ、いきなり年収1000万を狙うのは現実的じゃありません。統計の平均がいちばん高い55〜59歳でも、約635万円です。

現実的なゴールは「今より100万上げる」で十分。僕自身、480万から610万へ130万上がりました。

もうひとつの差は「情報の集め方」です。届かない人は転職サイトを眺めて求人票だけで判断しがち。

届く人は、その職場の残業や人間関係といった求人票に載らない情報まで取りに行きます。僕がCで失敗したのは、まさにこの一次情報を確かめなかったからでした。

2つの差を並べると、こうなります。

届かない人届く人
今の職場で
昇給を待ち続ける
業態を変えるか
手当の付く
ポジションを取る
求人票だけで
判断しがち
求人票に載らない
情報まで取りに行く

そのうえで失敗しないコツは、僕がBとCで失敗したように「額だけで決めない、焦って決めない」こと。職場見学で雰囲気を確かめ、エージェントには本音を全部話す。

3回目の転職で使ったエージェントを含む5社の比較は、薬剤師転職エージェントの比較にまとめています。動き方を間違えなければ、あなたの順位は上げられます。

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薬剤師の年収ランキングに関するよくある質問

薬剤師の業態で一番年収が高いのは?

公的な統計で薬剤師の額を確かめられるのは、保険薬局と病院までです。第25回医療経済実態調査では、保険薬局の薬剤師が約479万円、管理薬剤師が約725万円、一般病院の薬剤師が約581万円でした。製薬企業やドラッグストアだけを取り出した公的な統計は見当たりません。

地方の方が年収は高いですか?

県によります。令和7年の賃金構造基本統計調査では高知・新潟・宮城が上位で、東京・大阪・神奈川は全国平均より下でした。ただ秋田や鹿児島は下位なので、地方なら高いとは言い切れません。

年収ランキング上位の薬剤師って何が違うんですか?

業態・地域・役職の3つを意識して選んでいる人だと、僕は考えています。逆に偶然に任せると、平均年収から動きにくいですよ。

40代から年収を上げるのは無理ですか?

無理ではないです。動かせるのは役職・業態・勤務地の3つで、保険薬局では薬剤師と管理薬剤師の平均に約246万円の差があります。まずは今の会社に役職の空きがあるかを確かめてください。

まとめ|薬剤師の年収ランキングで現在地を知り、現実的な次の一手へ

年収ランキングは「自分を責めるための順位」じゃなく、「次にどこへ動くかを決める地図」です。平均より低くても、それは業態と年次の話で、動き方しだいで変えられます。

この記事の結論
  • 統計の全体平均は約532万円
  • 薬局は約479万・病院は約581万
  • 県別の上位は高知・新潟・宮城
  • 30代は約497万〜557万
  • 高い額の裏には残業や激務がある
  • 動き方しだいで今より100万は狙える

僕自身、380万からスタートして失敗も2回しながら610万まで来ました。次に動くなら、額だけで選ばず雰囲気を確かめること。

具体的なエージェント選びは薬剤師転職エージェントの比較にまとめています。あなたの順位、まだまだ上げられます。

僕みたいに2回ハズレを引いてから動くのは正直しんどいので、応募の前に職場見学だけは入れてください。

ランキングを閉じる前に、動かせるものを1つだけ決めてみてください。役職・業態・勤務地のどれかです。それを1社に伝えて、どんな条件の求人があるかを聞くところまでが今日の一歩です。

聞いてみて、今の順位のままでいいと納得できれば、それも一つの答えです。応募するときは、職場見学を頼むのを忘れないでください。

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調剤薬局4年→ドラッグストア2年→調剤薬局4年(現在は管理薬剤師)。転職を3回経験し、うち2回は失敗しました。3回目でようやく年収を480万円→610万円に上げられた、しくじり多めの薬剤師です。転職活動では薬剤師向けエージェントを5社すべて実際に使って比較しました。薬学部6年制卒・薬剤師国家試験は1発合格。「同じ失敗をしてほしくない」という思いで、薬剤師転職のリアルな失敗談と成功談を本音で発信しています。

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管理薬剤師たろう

管理薬剤師たろう

薬剤師歴10年・34歳。調剤→ドラッグストア→調剤と転職3回(うち2回失敗)、年収は480→610万に。エージェント5社を使い倒した実体験を発信しています。

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