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現役管理薬剤師が、転職3回・エージェント5社の実体験から語る薬剤師転職のリアル
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薬剤師9年目の給料・年収は約560万|手取りと頭打ちの実話

2026 7/29
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年収・キャリア
2026年5月29日2026年7月29日
薬剤師9年目の年収は約560万|薬剤師のリアル

9年目に入って「年収550万くらいで、この先40代になってもどこまで上がるんだろう…」と先の天井がうっすら見えてきて、給与明細を前に立ち止まっていませんか。

昇給は年5,000円ほどで、このままいけば40代の到達点もだいたい読めてしまう。

しかも「動くなら年齢的に今が最後かも、これ以上歳を重ねたら転職しづらくなる」という焦りまで顔を出してきますよね。

僕も9年目あたりで同じことを考え、ここで動かなきゃと焦っていました。

結論から言うと、薬剤師9年目(30代前半)のリアルな年収相場は約560万円・手取りは月33万円前後。あなたが今この水準なら、それはごく平均的です。

ただ、9年目はちょうど給料が頭打ちになりやすい踊り場でもあります。

僕(管理薬剤師たろう・34歳)自身、この時期に年収550万で頭打ちを感じ、焦って転職して大失敗もしました。

最終的に610万まで戻すまでのリアルな数字と、9年目で年収を上げる現実的な道を、この記事で正直に話します。

最初に結論
  • 9年目の年収相場は約560万円
  • 手取りは月33万円前後が目安
  • 同年代会社員より100万以上高い
  • 9年目は昇給が止まる踊り場
  • 40代前が転職の最終適齢
  • 上げる道は手当・昇給・転職の3つ

細かい相場や3つの上げ方をじっくり読むより先に答えだけ知りたい人は、5社を実際に使った僕のエージェントおすすめランキングにざっと目を通してもらうのが早いです。迷ったときの判断材料になりますよ。

この記事を書いた人
  • 調剤4年→DS2年→調剤4年
  • いまは管理薬剤師(34歳)
  • 転職を3回経験し、うち2回は失敗。
  • 3回目で年収を480万円→610万円にアップ
  • 人気薬剤師向け転職エージェント5社全部利用

「同じ失敗をしてほしくない」という思いで、薬剤師のリアルを本音で書いてます。

詳しい筆者の経歴はこちら

詳細記事:薬剤師ブログ|転職で2回やらかした僕が年収130万上げた話

管理薬剤師たろう
管理薬剤師たろう
目次

薬剤師9年目の給料・年収はいくら?相場は約560万・手取り月33万【即答】

まず一番知りたい数字からお答えします。各種の賃金調査をならすと、薬剤師9年目にあたる30代前半の年収相場はおおむね540〜580万円、ちょうど真ん中で約560万円です。

月の手取りにすると33万円前後が一つの目安になります。

これは賞与込み・額面ベースの世間の統計平均で、勤務先の業態によってけっこう幅が出ます。

ドラッグストアや調剤チェーンの管理薬剤師クラスだと600万を超える人もいますし、地方の小規模調剤だと520万くらいで落ち着く人もいます。

あなたが550万前後なら、まったく平均的です。

この章で解説する内容
  • 手取り月33万の内訳イメージ
  • なぜ9年目で伸びが止まるのか

手取り月33万の内訳イメージ

年収560万だと、額面の月給はざっくり35〜38万円+賞与という構成が多いです。ここから社会保険料と所得税・住民税が引かれて、手取りは月32〜34万円に着地します。

30代前半で扶養家族が増えると控除も変わるので、同じ年収でも手取りは数千円〜1万円ほど動きます。

「思ったより手取りが少ない」と感じるのは、まさにこの天引きの存在が大きいんだと思います。額面560万=月47万弱と勘違いしてしまうと、明細を見るたびにガッカリします。

手取り33万を基準に家計を考えるのが、9年目のリアルな感覚だと思います。

なぜ9年目で伸びが止まるのか

新卒〜3年目はベースアップと役割の拡大で素直に給料が上がります。ところが薬剤師は役職に就かない限り給与テーブルの上限に早く到達します。

9年目あたりで昇給が年5,000円程度に鈍るのは、能力の問題ではなく業界の給与構造がそうなっているからです。

管理薬剤師たろう

つまり「自分だけ伸びてない」のではなく、9年目はみんなが踊り場に立つ年次なんです。

1つ前の年次がどうだったか気になる人は、薬剤師8年目の給料・年収のリアルもあわせて見ると、踊り場に入る手前の数字との差がつかめます。

9年目の年収560万は高い?同年代・他職種と比べた立ち位置

「9年目で560万」が高いのか低いのかは、比べる相手で答えが変わります。同年代・他職種・別業態の3軸で位置を見ます。

このパートでわかること
  • 同年代の会社員との年収差
  • 業態を変えるとどこまで届くか
  • それでも不安が消えない理由

「平均的なのは分かったけど、世間と比べると結局どうなの?」という疑問に、客観的な数字でお答えします。先に立ち位置がわかると、無駄に焦らずに次の判断ができます。

この章で解説する内容
  • 同年代の会社員より100万高い
  • 業態を変えると上限が動く
  • 恵まれてても不安は残る

同年代の会社員より100万高い

賃金統計で見ると、30代前半の一般会社員の平均年収は男性で約450万円、全体だと400万円台前半です。

これに対して9年目薬剤師の約560万円は、同年代より100万円以上高い水準にあります。

9年目で「もう頭打ちか」と落ち込みがちですが、世間の物差しではかなり恵まれた位置です。

安心する男性

数字で見ると、9年目で560万って実は結構いいラインなんな気がします。

業態を変えると上限が動く

同じ薬剤師でも、年収の天井は業態でかなり変わります。

地方の小規模調剤だと520万あたりで頭打ちでも、ドラッグストアや大手調剤チェーンの管理薬剤師クラスなら600〜700万が見えてきます。

今の職場で天井を感じているなら、それは「薬剤師の限界」ではなく「今の業態の限界」なだけ、というケースが多いです。

恵まれてても不安は残る

ただ正直に言うと、僕自身「会社員より高いんだから贅沢な悩みだ」と頭でわかっていても、40代の天井が見えてくる不安は消えませんでした。

比較はあくまで現在地の確認で、これから先の伸びしろをどう作るかは別の問題なんですよね。次の章で、僕がその踊り場で実際にどう動いたかを話します。

【実話】僕が9年目あたりで年収550万に頭打ちした話|転職で610万に上げるまで

ここからは統計じゃなく、僕個人の生々しい数字の話です。9年目前後は僕にとっても給料の踊り場で、額面の数字に飛びついて派手に失敗した時期でもありました。

僕は24歳で内科クリニックの門前薬局Aに新卒入社して、年収は1年目380万・2年目395万・3年目405万、4年目でやっと420万。

昇給は年5,000〜1万円で、4年目には「給料もスキルも頭打ちだな」とハッキリ感じていました。これは僕個人の実額で、世間の平均より少し低めの薬局だったと今ならわかります。

それで28歳のとき、年収550万に釣られてドラッグストア併設の調剤Bへ転職しました。お金は一気に増えたんですが、調剤+OTC接客+レジ+品出しで月残業45時間。

閉店後の品出しで夜10時、暗い部屋で「俺、何のために年収上げたんだっけ」とつぶやいた夜を今でも覚えています。

そこから30歳でDSを抜けたい一心で、年収を480万に下げてでも調剤薬局Cへ。

ところが求人票の「アットホーム」とは真逆で、出勤前に駐車場で胃がキリキリして車から降りられない朝が続き、入社2ヶ月で退職しました。

結婚したばかりで妻に言えず、天井をにらんで眠れなかったのが、僕の最大の黒歴史です。

最後の転職はエージェント経由で、職場見学を必ず入れて、担当に過去2回の失敗を恥を忍んで全部話しました。

現職の調剤薬局Dは提示560万でしたが交渉で初年度610万、2年目で管理薬剤師に昇格。基準480万から610万まで+130万戻せました。

9年目前後の踊り場で、額面だけ見て働き方を捨てたのが失敗の本質だったと思います。

管理薬剤師になってからは手当が月3〜5万つきましたが、監査の前日は今でも胃が痛いですし、新人が辞めると自分のシフトが消えます。

それでも残業が減って長女の寝顔を見られる日が増えたので、お金のために体を壊す働き方からは抜け出せたかなと感じています。

失敗から学んだ僕の遍歴はこちらの自己紹介記事に詳しく書いています。

9年目は転職の最終適齢|40代になる前に動くべき理由

9年目は転職市場で一番強いカードを持てる時期です。なぜそうなのか、40代になる前に何を整理すべきかを書きます。

9年目の年収記事を読んでいる人の多くが、口には出さなくても「動くなら今が最後かも」という年齢の焦りを抱えています。

ここはハッキリさせておきたいので、転職市場のリアルを正直に話します。

この章で解説する内容
  • 30代前半は最も動きやすい
  • 40代で年収が下がる現実
  • 今すぐ転職しなくていい

30代前半は最も動きやすい

9年目=30代前半は、転職市場でもっとも評価されやすい年代です。実務経験は十分あり、それでいて新しい業態にも順応できる「ポテンシャル採用」の対象に残れる最後のゾーン。

調剤からドラッグストアや在宅へ、といった異業態への転換も、この時期なら現実的に狙えます。

ちなみに、この30代前半のうちに動くと数年後の年収がどう変わるかは、32歳の僕が4年後(36歳時点)の年収を試算した記事でパターン別に書いてます。9年目の今の延長線を具体的にイメージしたい人はそっちもどうぞ。

40代で年収が下がる現実

逆に40代に入ると、求人は管理職クラスに絞られ、未経験業態への転職では年収が下がるケースも珍しくありません。

今の職場で天井を感じていて、いつか動くつもりがあるなら、選択肢が一番広い30代前半のうちに情報だけでも集めておくのが現実的です。

読者

たしかに、歳を取るほど動きにくくなるって聞きますよね…。

今すぐ転職しなくていい

とはいえ「適齢だから今すぐ辞めろ」という話ではありません。僕は焦って2ヶ月で辞める失敗をしたので、むしろ逆をおすすめします。

動くかどうかは別として、自分の市場価値だけ把握しておく。エージェントに相談して相場と求人を見ておくだけでも、焦りから来る判断ミスはかなり防げます。

転職を考え始めた段階の人は薬剤師の転職の進め方もあわせて読んでみてください。

9年目で年収を上げる現実的な3つの道|管理薬剤師手当・昇給・転職の目安

「平均的なのは分かった。でもあと50〜100万は上げたい」という人へ、9年目から現実的に狙える道は大きく3つです。順に解説します。

年収を上げる3つの道
  • 管理薬剤師に昇格して手当を得る
  • 今の職場で昇給を交渉する
  • 業態を変えて転職する

それぞれ上がり幅もハードルも違うので、自分の状況に合うものから手をつけてみるといいですよ。

この章で解説する内容
  • 管理薬剤師手当で月3〜5万
  • 昇給交渉は期待しすぎない
  • 転職なら50〜100万が狙える

管理薬剤師手当で月3〜5万

一番分かりやすいのが管理薬剤師への昇格です。手当は月3〜5万円、年にすると36〜60万円の上乗せになります。

ただし発注・在庫管理・監査・スタッフのシフトや採用まで責任が増えるので、給料だけ見て安易に飛びつくと、僕みたいに胃が痛くなる日も出てきます。

昇給交渉は期待しすぎない

今の職場で交渉する手もありますが、正直に言うと薬剤師の昇給交渉で大きく動くケースは少ないです。給与テーブルが決まっている薬局だと、頑張っても年1万円上げられればいい方。

50万円単位で上げたいなら別の道が現実的です。

転職なら50〜100万が狙える

一番大きく動くのは業態を変える転職です。僕も480万から610万へ+130万でした。

ただし年収だけで選ぶと9年目の僕のように激務や人間関係で後悔します。職場見学を必ず入れて、担当に本音を話せるエージェントを選ぶのが失敗しないコツです。

各社の特徴は薬剤師転職エージェントの比較にまとめました。

ちなみに僕が一番良かったのはそのエージェントで、職場見学で地雷を避けられたのが大きかったです。

薬剤師転職エージェントの比較も正直に書いているので、転職を考えているなら覗いてみてください。

自分に合う転職エージェントを探す
薬剤師9年目の年収はいくらが平均ですか?

ならすと約560万円、相場は540〜580万円くらいです。手取りは月33万円前後が目安。あなたが550万前後なら、まったく平均的な水準です。

9年目で年収550万は低いですか?

低くないです。30代前半の一般会社員の平均が400万円台なので、9年目薬剤師の560万は同年代より100万以上高い位置です。世間の物差しではかなり恵まれています。

なぜ9年目で昇給が止まるんですか?

能力の問題じゃなくて業界の給与構造です。薬剤師は役職に就かない限り給与テーブルの上限に早く届くので、9年目あたりで昇給が年5,000円程度に鈍る人が多いです。みんなが立つ踊り場だと思ってください。

9年目の手取り月33万って少なくないですか?

額面560万から社会保険料と税金が引かれると、手取りは月32〜34万に着地します。額面イコール手取りと勘違いするとガッカリしがちですが、これがリアルな感覚です。扶養家族の有無で数千円〜1万円は動きます。

9年目は転職するのにいい時期ですか?

30代前半は転職市場で一番評価されやすい年代です。実務経験は十分で、まだポテンシャル採用にも残れる最後のゾーン。動くつもりがあるなら選択肢が一番広い今のうちが現実的です。

40代になってから転職すると不利ですか?

求人が管理職クラスに絞られて、未経験業態だと年収が下がるケースも珍しくないです。だからこそ、いつか動くつもりなら30代前半のうちに情報だけでも集めておくと焦らずに済みます。

9年目から年収をあと50〜100万上げる方法はありますか?

現実的なのは管理薬剤師に昇格して手当(月3〜5万)を得る、昇給を交渉する、業態を変えて転職する、の3つです。50万単位で上げたいなら昇給交渉より転職のほうが動きやすいのが正直なところです。

管理薬剤師になれば年収は上がりますか?

手当が月3〜5万、年36〜60万の上乗せになります。ただ発注・在庫・監査・シフトまで責任が増えるので、給料だけ見て飛びつくと僕みたいに胃が痛くなる日も出てきます。

今すぐ転職しないとダメですか?

そんなことないです。僕は焦って2ヶ月で辞める失敗をしたので、むしろ逆をすすめます。動くかどうかは別として、自分の市場価値だけ把握しておくと焦りからの判断ミスがかなり防げます。

転職でまた失敗しないか不安です。どうすれば?

その不安は正常です、僕も2回失敗してるので。職場見学を必ず入れる・年収だけで選ばない・担当に過去の失敗を正直に話す、この3つで地雷はかなり避けられます。僕はそのエージェントでそれができたのが大きかったです。

まとめ:薬剤師9年目の給料・年収と、踊り場の抜け方

薬剤師9年目の年収相場は約560万・手取り月33万前後で、あなたが550万前後ならごく平均的です。同年代の会社員より100万以上高い水準でもあります。

昇給が止まるのは能力ではなく業界の給与構造によるもので、9年目は誰もが立つ踊り場だと知っておくと、無用に落ち込まずに済みます。

そして9年目=30代前半は、選択肢が一番広い転職の適齢でもあります。

あと50〜100万を本気で目指すなら、管理薬剤師手当・昇給交渉・転職の3つを自分の状況に当てて選んでみてください。

今すぐ動かなくても、市場価値だけ把握しておくと焦りで失敗せずに済みます。僕の失敗が、同じ遠回りをする薬剤師を一人でも減らせたら嬉しいです。

年収の全体像は薬剤師の年収まとめ記事もあわせてどうぞ。

もしエージェント選びでつまずきそうなら、5社使った僕のランキングで「職場見学に強い会社」から見てみてください。9年目の踊り場を、年収だけで判断して僕みたいに後悔しないための一番の保険になります。

最初に結論
  • 9年目の年収相場は約560万円
  • 手取りは月33万円前後が目安
  • 同年代会社員より100万以上高い
  • 9年目は昇給が止まる踊り場
  • 40代前が転職の最終適齢
  • 上げる道は手当・昇給・転職の3つ
年収・キャリア
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  • 薬剤師8年目の給料・年収は?転職3回の管理薬剤師がリアル公開
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この記事を書いた人

管理薬剤師たろうのアバター 管理薬剤師たろう

調剤薬局4年→ドラッグストア2年→調剤薬局4年(現在は管理薬剤師)。転職を3回経験し、うち2回は失敗しました。3回目でようやく年収を480万円→610万円に上げられた、しくじり多めの薬剤師です。転職活動では薬剤師向けエージェントを5社すべて実際に使って比較しました。薬学部6年制卒・薬剤師国家試験は1発合格。「同じ失敗をしてほしくない」という思いで、薬剤師転職のリアルな失敗談と成功談を本音で発信しています。

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管理薬剤師たろう

管理薬剤師たろう

薬剤師歴10年・34歳。調剤→ドラッグストア→調剤と転職3回(うち2回失敗)、年収は480→610万に。エージェント5社を使い倒した実体験を発信しています。

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