求人票の処方箋枚数を薬剤師の人数で割った数字は、そのままでは忙しさを表しません。割る前に6つ直すと、同じ「1日120枚・薬剤師4名」が別の店に見えてきます。
| 直すもの | 求人票で分かるか | 聞く一言 |
|---|---|---|
| 科目 | だいたい分かる | 主な処方元と割合は |
| 時間帯の山 | 分からない | いちばん混む時間帯は |
| 同時にいる人数 | 分からない | その時間に薬剤師は何人 |
| 事務の体制 | 人数だけ分かる | 入力と会計は誰が |
| 在宅・施設 | 有無だけ分かる | 誰がいつ出ますか |
| 一包化・粉砕 | 分からない | 一包化は1日何件ほど |
求人のメールを開いたまま、電卓で割って「1人30枚か」と手が止まっている人は、この6つのうち何が空欄かを先に数えてください。空欄が、そのまま担当者や店に聞くことになります。
僕は調剤薬局の管理薬剤師で、スタッフのシフトを組み、応募してきた人の一次面接をしています。この記事では、シフトを組む側から見た枚数と人数の読み方と、聞くときの文例を書きます。
電卓で「1人30枚」と出たところで手が止まっているなら、足りないのは計算ではなく、求人票に書かれていない数字です。その数字を自分で店に電話して聞くのは、在職中だとなかなかできません。
紹介会社を通している求人なら、空欄は担当者にまとめて聞けます。文例は本文に置きました。返ってきた数字を割り直して合わなければ、その求人は断ってかまいません。
まだ担当者がいない人のために、3社を先に置いておきます。どれも登録と相談は無料です。
\人気の薬剤師転職サービス3社/
メディウェル薬剤師 | MC-ファーマネット | ファゲット |
| こんな人向け | ||
| 病院や 大手薬局 を希望 | 派遣や 単発も 考える | 中小薬局 や病院を 希望 |
| 雇用形態 | ||
| 正社員 契約社員 パート 派遣 | 常勤 パート 派遣 | 正社員 パート 派遣 |
| 相談・連絡の方法 | ||
| メール 電話 | 対面 オンライン 電話 | Web 電話 |
| 運営会社 | ||
| メディウェル アイングループ | メディカル・ コンシェルジュ 2000年設立 | ハートフルケア 2000年設立 |
| \登録は60秒/無料で相談 | \登録は無料/無料で相談 | \相談は無料/無料で相談 |
| ▶口コミを見る | ▶口コミを見る | ▶口コミを見る |
各項目は各社公式サイトの表記(2026年10月時点)。3社とも全国の都道府県から求人を探せます。メディウェル薬剤師とMC-ファーマネットは紹介予定派遣も選べます。PR:広告リンクを含みます。運営者自身の利用体験ではありません。![]()
![]()
![]()
- 調剤4年→DS2年→調剤4年
- いまは管理薬剤師(34歳)
- 転職を3回経験し、うち2回は失敗。
- 3回目で年収480万→610万にアップ
- 人気転職エージェント5社を全部利用
「同じ失敗をしてほしくない」という思いで、薬剤師のリアルを本音で書いてます。
詳しい筆者の経歴はこちら
求人票の「1日○枚」は、何の数字かを先に確かめる

求人票の処方箋枚数は、法令の「40枚」と同じ数え方で書かれているとは限りません。物差しと、測られている数字の両方を先にそろえます。
悩む男性120枚を4人なら1人30枚。40枚の基準より少ないから、余裕がある店ですよね?
「40枚」は前年の平均の話
「薬剤師1人に1日40枚」は、前の年の実績で必要な人数を決めるための式です。今日の1日に1人が何枚まで受けてよいか、という上限ではありません。
根拠は薬局並びに店舗販売業及び配置販売業の業務を行う体制を定める省令の第1条です。原文を読むと、数え方は次のとおりです(2026年10月12日に確認)。
- 前年の総取扱処方箋数を使う
- 前年に業務をした日数で割る
- 眼科・耳鼻科・歯科は3分の2
- 40で割って端数は切り上げ
この式に出てくるのは、処方箋の数と業務をした日数だけです。事務が何人いるか、調剤の機械が入っているかは、式のどこにも出てきません。
つまり、基準を満たしている店でも、事務が少なければ受付や入力が薬剤師に寄ります。基準は「下回ってはいけない人数」を決めているだけで、働きやすさの線ではないと読んでください。
求人票の枚数に決まりはない
求人票の「1日約120枚」は、どの数え方で書くかが決まっていません。同じ店でも、取り方で数字が動きます。
| 数字の取り方 | 起きること |
|---|---|
| 1年間の平均 | 暇な月にならされて低く出る |
| 直近の月の平均 | 季節で上下する |
| 多い日の枚数 | 平均より高く出る |
| 外来だけの枚数 | 施設の分が入っていない |
僕の会社では、欠員の求人原稿を書くのは本部です。店から本部へ上げる項目に、処方箋の枚数は入っていません。
求人票の枚数は、店の人が今週の実感で書いた数字とは限らない、ということです。聞くときは「何枚ですか」ではなく「いつの平均で、多い日は何枚ですか」まで聞きます。
全国の分布で位置を見る
1人あたりの枚数は、全国の薬局の分布と比べると位置が分かります。厚生労働省の薬局薬剤師に関する基礎資料(概要)に、薬剤師1人あたりの1日の受付枚数の分布が載っています。
令和2年9月の1か月を調べた394薬局の集計で、いちばん多いのは16〜20枚、次が11〜15枚と21〜25枚です。30枚を超える薬局は全体の約17%と書かれています。



30枚を超える薬局って、全体の2割もないんですね。
図の薬局数を僕が足し直すと、25枚以下が281薬局で約7割、36枚以上は38薬局で約1割でした。1人あたり36枚以上になる店は、この調査では多いほうから約1割に入ります。令和2年9月の394薬局の数字なので、いまの全国の姿と同じとは限りません。
この分布の人数は、非常勤を勤務時間で常勤に換算して計算されています。求人票の「薬剤師4名」をそのまま当てはめると、甘く出ます。
処方箋枚数÷人数を直す6つの補正


枚数を人数で割る前に、枚数の側を3つ、人数の側を3つ直します。順番は、求人票から分かるものが先です。
科目:軽い科と重い科
同じ1枚でも、科目で薬剤師にかかる時間が違います。省令は眼科・耳鼻咽喉科・歯科の処方箋を3分の2で数えます。1枚の重さが科で違うという前提が、基準の中にも入っていると僕は読んでいます。
逆に重く出やすいのは、粉や水剤を量る小児科、薬の数が多く一包化が増える内科や精神科、神経内科です。求人票に処方元が書いてあれば、枚数より先に科目を見てください。
知恵袋には、科目が変わって苦しんでいる声がありました。忙しさだけでなく、自分の経験で回せるかも科目で決まります。
2人で1日40枚ほどの落ち着いた内科から、枚数の多い神経内科中心の薬局へ移った。前の経験では太刀打ちできず、混んでくると頭がついていかない。
時間帯の山:1日を均さない
1日の枚数は、開局時間で均等に来るわけではありません。門前の医院の午前の診療が終わる前後と、夕方の受付終了の前後に固まりやすいです。
物差しになる数字が1つあります。先ほどの厚生労働省の資料に、処方箋1枚の受付から交付・記録までにかかる時間は平均12分41秒という調査が載っています。
60分を12分41秒で割ると、薬剤師1人が受付から記録までを全部ひとりで進めた場合、1時間に4〜5枚という計算になります。これは資料に書かれた数字ではなく、僕が割り算で置いた目安です。



1時間に4〜5枚を物差しにして、いちばん混む1時間を見ていきます。
混む1時間の枚数を、その時間にいる薬剤師の数で割って5枚を大きく超えるなら、事務の分担、待ち時間、薬歴の持ち越しのどれかで吸収していると僕は読みます。
この調査は5つの薬局・76枚を測ったもので、水剤や散剤を量る調剤と一包化は含まれていません。事務が受付や入力を受け持つ店なら、薬剤師の時間はこれより短くなります。5枚を超えたら悪い店、という合否の線ではありません。
夕方の山が閉局の時刻にかかる店では、求人票の「残業なし」の読み方も変わってきます。時刻の見比べ方は薬剤師の転職で「残業なし」が嘘かを確かめる手順に分けました。
人数は同時に立つ数で
「薬剤師4名」は在籍の人数で、同じ時間に調剤室に立っている人数ではありません。シフトを組む側が見ているのは、後ろのほうの数字です。
在籍と同時の人数がずれる理由は、だいたい決まっています。
- パートは午前だけの人もいる
- 休みは交代で取る
- 休憩の1時間は1人減る
- 管理薬剤師は電話で抜ける
- 在宅の日は1人外に出る
知恵袋でも、紹介された求人を相談した人に、経験者がこう答えていました。
パートを含めて薬剤師8人と書いてあっても、見るのは普段の枚数に対して1日に何人が働いているか。処方の中身でも忙しさは全然違う。
聞くのは「薬剤師は何名ですか」ではなく「午前と午後、それぞれ薬剤師は何人立っていますか」です。
事務の人数と任せる範囲
事務が何人いて、どこまで受け持つかで、薬剤師1人あたりの仕事は変わります。受付、入力、会計までを事務が持つ店と、混むと薬剤師が入力に回る店では、同じ枚数でも別物です。
事務の人数も、在籍ではなく時間帯で見ます。知恵袋には、事務3人のうち1人は昼までの勤務で、実質は2人で回しているという相談がありました。
省令の式に事務は出てこないので、ここは求人票と質問でしか埋まりません。「事務は何名で、午後は何名ですか」と時間を付けて聞いてください。
在宅・施設は別の仕事
在宅や施設の処方箋は、1枚の時間が外来と別の桁です。訪問の準備、移動、報告書があり、施設は入居者の分がまとまって届きます。
求人票に「在宅あり」と書いてあったら、枚数に施設の分が入っているかを確かめます。入っていなければ、外来の120枚に施設の仕事が丸ごと乗っています。
聞くことは3つで、件数、誰が出るか、いつ出るかです。在宅そのものの重さは、在宅薬剤師がきつい場面と体制での軽くし方に分けて書きました。
返ってきた答えは、店に残る人数に直して読みます。
| 返ってきた答え | 読み方 |
|---|---|
| 在宅専任の薬剤師がいる | 外来の人数は減らない |
| 常勤が交代で出る | 出る日は外来が1人減る |
| 管理薬剤師が出る | 不在の時間の責任者を聞く |
| 午後にまとめて出る | 午後の山と重なるか見る |
「全員で回しています」は、入社したあなたも出るという意味です。いつから、月に何件ほど持つことになるかまで聞いてください。
施設の処方箋は、届く曜日が決まっている店が多いはずです。「施設の分は何曜日に届いて、誰が作りますか」と聞くと、その曜日だけ外来の手が薄くなるかどうかが分かります。
シフトを組む側から言うと、在宅で1人出る時間は、休憩と重ならないように組むのがいちばん難しいところです。出る時間帯まで答えが返ってくる店は、そこを決めて回している店だと僕は読みます。
一包化・粉砕の割合
一包化や粉砕が多い店は、枚数に出ない時間が長くなります。先ほどの12分41秒は錠剤などを取りそろえる調剤を測ったもので、一包化は入っていません。
同じ資料の別の調査では、薬局の薬剤師が直近の出勤日1日に一包化へ使った時間は、累計で49分でした。薬歴への記載は1時間25分です。枚数が同じでも、一包化の件数が多い店では、この時間が伸びます。
聞き方は「一包化は1日に何件くらいですか。機械はありますか」で足ります。割合で答えにくい店でも、件数なら答えやすいです。
説明用の求人票に、6つを順番にかけてみる


6つをかけると、最初の「1人30枚」は別の数字になります。ここからは説明のために僕が作った仮の求人票で、実在の店の数字ではありません。
仮の求人票は「1日平均120枚、薬剤師4名(常勤2名・パート2名)、内科と整形外科、在宅あり、開局9時〜19時」とします。パートは2人とも週20時間、常勤は週40時間と置きます。
| 手順 | 計算 | 出てくる数字 |
|---|---|---|
| 在籍で割る | 120枚÷4人 | 1人30枚 |
| 常勤に換算 | 120枚÷3.0人 | 1人40枚 |
| 午前の山 | 72枚÷4時間÷3人 | 1人1時間6枚 |
| 午後 | 48枚÷5時間÷2人 | 1人1時間4.8枚 |
| 在宅に出る午後 | 48枚÷5時間÷1人 | 1人1時間9.6枚 |
常勤換算は、パート2人を0.5人ずつと数えて3.0人です。午前は9時〜13時に全体の6割の72枚が来て薬剤師3人、午後は14時〜19時に48枚で2人、と仮に置きました。
1人30枚に見えた店が、午前は僕の目安の5枚を超え、在宅で1人出る午後は1人で倍近くを受けます。交代で休憩を取る1時間は、ここからさらに1人減ります。



同じ求人票なのに、時間帯で割るとこんなに違うんですね。
逆も起きます。午前に薬剤師が4人立ち、在宅は専任がいて、事務が入力を全部持つ店なら、同じ120枚でも昼休みは普通に取れます。数字が悪く出たら断る、ではなく、空欄を聞く材料にしてください。
公開情報で薬剤師数と年間の処方箋数を調べる


薬局の薬剤師数と総取扱処方箋数は、求人票に書いていなくても公開情報に載っていることがあります。薬局は年に1回以上、決められた項目を都道府県に報告していて、その中にこの2つが入っているからです。
報告する項目は、医薬品医療機器等法の施行規則の別表第一で決まっています。「実績、結果等に関する事項」の中に「薬局の薬剤師数」と「総取扱処方箋数」があります。



報告されているのは分かったけど、その数字はどこで見られるんだろう?
報告された事項は、都道府県知事が公表すると法律で決まっています。全国の薬局を検索できる厚生労働省のシステムが医療情報ネット(ナビイ)です。
僕が原文で確かめたのは報告する項目までで、この2つが画面にどう表示されるかは確認できていません。載っているか、いつの期間の数字かは、応募先の薬局のページを自分で開いて確かめてください。載っていた場合の使い方は次のとおりです。
- 薬局名と市区町村で探す
- 薬剤師数があれば控える
- 処方箋数は期間も控える
- その期間の営業日を数える
- 処方箋数を日数で割る
たとえば1年分の総取扱処方箋数が30,000枚と載っていて、営業日を数えて年290日なら、1日あたり約103枚です(説明用の数字です)。求人票の「1日約120枚」と並べて、差があればその理由を聞く材料にします。
差があっても、悪意とは限りません。報告は年に1回以上と決まっているだけなので数字が古い、求人票が多い日の枚数で書かれている、門前の医院の患者さんが増えた、といった理由が考えられます。
数字が載っていない薬局もある、科目の割合や施設の比率までは分からない、と書いている記事も読みました。載っていなければ、次の章の聞き方に進んでください。
薬剤師の転職で処方箋枚数を聞くときの文例と、返ってきた数字の使い方


処方箋枚数は、聞く相手ごとに聞くことを分けます。応募前は担当者に数字を、見学では時間帯の様子を、面接では自分の働き方に引きつけて聞くと、1回あたりの質問が少なくて済みます。



求人票に書いていない数字は、入ってみないと分からないものだと思っていました。
僕は2回目の転職で、人数を聞かずに入りました。求人票に常勤薬剤師の人数は書かれておらず、担当者からの職場見学の提案も、日程が合わないと自分から断っています。聞けば分かった数字を、空欄のままにしたのは僕のほうでした。
応募前:担当者に送る文
紹介会社を通しているなら、数字は応募前に担当者へまとめて聞きます。自分で店に電話するより角が立たず、答えが文字で残ります。
そのまま送れる形にすると、こうなります。
ご紹介いただいた○○薬局について、応募前に4点教えてください。①1日の処方箋枚数(平均と多い日、いつ時点か)②薬剤師の人数(常勤・パート別、午前と午後に何名ずつか)③事務の人数と受け持つ範囲④在宅・施設の件数と担当者。分かる範囲で構いません。
「分かる範囲で」と「いつ時点か」の2つを入れておくと、担当者が店に確認しやすくなります。全部は返ってこなくても、どれが返ってこなかったかが次の材料です。
担当者選びから考えたい人は、薬剤師の転職エージェントを比べた記事を見てください。
調剤薬局やドラッグストアの正社員・パートを探すなら、提携先ではファゲットが合う範囲です。僕自身は利用経験がないサービスです。ファゲットの評判を公式情報と口コミで確かめた記事で、電話の頻度などを先に見てから決めてください。
見学:その場で聞く3つ
見学では、数字より時間帯のことを聞きます。数字は担当者経由で先にもらっておき、店では紙に出ないことに絞ります。
- いちばん混む曜日と時間帯
- その時間の薬剤師と事務の数
- 休憩を交代で取れているか
見学は、患者さんの少ない時間に組まれがちです。静かな店内を見て「落ち着いた店だ」と決めないでください。知恵袋には、面接で訪ねた店の様子に驚いた人の声がありました。
今より近くて時給の高い店へ移ろうと面接に行ったら、暇なはずの15時なのに処方箋を持った人が10人ほど並んでいて、怖くなった。
行ける人は、混む時間帯に店の前を通って待合の人数を見ておくと、聞いた答えと照らせます。当日に見る場所は薬剤師の職場見学で見る・聞く項目のチェックリストに、質問の組み立ては薬局見学で質問することと答えの読み方にまとめています。
面接:逆質問での聞き方
面接では、枚数を自分の働き方に結びつけて聞きます。一次面接をしている側として言うと、枚数と人数を数字で聞かれて、楽をしたい人だとは受け取りません。困るのは「忙しいですか」のほうで、「日によります」としか返せないからです。
| 答えにくい聞き方 | 数字と場面で聞く形 |
|---|---|
| 処方箋は多いですか | 多い日は何枚で、何人で受けますか |
| 残業はありますか | 混んだ日は薬歴を何時ごろ書き終えますか |
| 人は足りていますか | 入社後、自分が入る時間帯は何人体制ですか |
前置きに「早く戦力になりたいので、体制を知っておきたいです」と一言添えると、質問の向きが伝わります。逆質問の全体の組み立ては、薬剤師の面接の逆質問で一次面接の相手が答えられることに書きました。
返ってきた数字を割り直す
返ってきた数字は、聞いて終わりにせず、6つの補正の割り算に戻します。求人票の数字で出した「1人○枚」を、もらった数字で書き換える作業です。
| 返ってきた数字 | 割り直し方 |
|---|---|
| 平均と多い日の枚数 | 多い日の枚数でも割る |
| 午前・午後の薬剤師の数 | 在籍ではなくこの数で割る |
| 混む時間帯と枚数 | その時間の人数と時間で割る |
| 在宅・施設の件数と担当 | 出る日は1人引いて割る |
数字が返ってこなかった項目は、空欄のまま残して見学か面接で聞きます。「日によります」で終わっても、隠しているとは限りません。
答えた人が数字を持つ立場にない場合もあります。相手を変えて2回聞いても数字が出てこない店は、入ってからも数字で相談しにくいと僕は考えます。
聞く文と、返ってきた数字の割り直し方までそろいました。残るのは「この4点を誰に送るか」です。
自分で見つけた求人だと、時間帯ごとの人数を応募の前に聞く相手は、その店だけです。空欄を空欄のまま入社すると、同じ時間に何人で受けるのかを初日に知ることになります。
転職エージェントを通すと、次の数字を応募の前に先方へ確認してもらえる場合があります。
- 平均と多い日の枚数
- 午前・午後の薬剤師の数
- 事務の人数と受け持つ範囲
- 在宅・施設の件数と担当
下の3社は登録・相談が無料で、答えが返ってこない求人や、割り直して合わなかった求人は断れます。中小の調剤薬局の数字を聞きたいならファゲット、大手調剤や病院も並べたいならメディウェル薬剤師の列からどうぞ。
今の忙しさが一時的な欠員から来ている人は、先に上司へ相談してからで間に合います。
\人気の薬剤師転職サービス3社/
![]() ![]() 薬剤師 | ![]() ![]() ネット | ![]() ![]() |
| こんな人向け | ||
| 病院や 大手薬局 を希望 | 派遣や 単発も 考える | 中小薬局 や病院を 希望 |
| 雇用形態 | ||
| 正社員 契約社員 パート 派遣 | 常勤 パート 派遣 | 正社員 パート 派遣 |
| 相談・連絡の方法 | ||
| メール 電話 | 対面 オンライン 電話 | Web 電話 |
| 運営会社 | ||
| メディウェル アイングループ | メディカル・ コンシェルジュ 2000年設立 | ハートフルケア 2000年設立 |
| \登録は60秒/無料で相談 | \登録は無料/無料で相談 | \相談は無料/無料で相談 |
| ▶口コミを見る | ▶口コミを見る | ▶口コミを見る |
各項目は各社公式サイトの表記(2026年10月時点)。3社とも全国の都道府県から求人を探せます。メディウェル薬剤師とMC-ファーマネットは紹介予定派遣も選べます。PR:広告リンクを含みます。運営者自身の利用体験ではありません。![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
処方箋枚数が少ない求人にも読み方がある


枚数が少ない求人は、楽な店とは限りません。1日平均が40枚以下の薬局は、省令の式では薬剤師1人で基準を満たすので、一人で店を開ける時間が出やすくなります。
枚数が少ない求人で先に聞くのは「一人になる曜日と時間帯はありますか」です。一人の時間の休憩や、休んだ日の代わりの話は、一人薬剤師がきつい理由と求人での見分け方に書いています。
少ない側には、もう1つの声もあります。知恵袋では、枚数のわりに人が多くて暇だ、仕事が回ってこないという相談を、薬剤師からも事務の人からも読みました。経験を積みたい人には、枚数が少ないことが合わない理由になります。



人数が多い店は、1人あたりの枚数が多くても休みを取りやすい面があります。枚数だけで良し悪しを決めないでください。
処方箋枚数では読めないことと、この読み方が向かない人


枚数と人数で読めるのは、仕事の量だけです。挨拶が返るか、質問しやすいかは、どれだけ数字を集めても出てきません。
僕が2か月で辞めた調剤薬局Cは、枚数で辞めたのではありませんでした。誰も目を合わせない空気で、出勤前に胃が痛むようになったからです。数字が良くても、見学を省く理由にはなりません。



僕が調剤薬局Cを辞めた理由は、枚数ではなく店の空気でした。
かかりつけや在宅の件数が一人ひとりに割られるかも、枚数と人数からは読めません。確かめ方は薬剤師のノルマなし求人の4つの型に書いています。
この読み方が向かないのは、今の店の忙しさが一時的な欠員から来ている人です。補充の予定や異動で済むなら、転職の前に上司へ「1人あたり何枚か」で相談するほうが早いです。店の条件のせいか、仕事そのものが合わないのかは、調剤薬局がきついのは店のせいかの見分け方で整理しています。



忙しさが一時的な欠員のせいなら、まずは今の店で相談してみてください。
求人票の空欄を担当者に埋めてもらうところから始めたい人は、比較記事を置いておきます。登録を急ぐ必要はありません。今の求人票で空欄を数えてからで間に合います。
参考記事:薬剤師転職エージェントおすすめ3選|5社使った管理薬剤師のガチレビュー!


薬剤師・転職・処方箋枚数・聞くのよくある質問
- 薬剤師1人あたりの処方箋が40枚を超えていたら、その薬局は違反ですか?
-
ある1日に40枚を超えただけでは、基準を下回ったとは言えません。省令の式は、前年の総数を業務日数で割った1日平均(眼科・耳鼻咽喉科・歯科は3分の2で数える)を40で割り、端数を切り上げた人数を求めるものです。基準に合っているかを判断するのは、薬局の許可を所管する行政です。
- 処方箋の枚数が多い薬局は、事務も忙しくなりますか?
-
受付、入力、会計は処方箋1枚ごとに発生するので、枚数に合わせて増えます。知恵袋では、事務の人数が時間帯で減る店で残業が続いているという相談を読みました。事務が回らない店は入力が薬剤師に寄るので、薬剤師として応募する人も事務の時間帯別の人数を聞いておくと安心です。
- 新しく開く薬局の求人で、処方箋枚数が「見込み」としか書かれていません。
-
開局前の枚数は実績が無いので、見込みの根拠を聞きます。省令でも、前年に業務をした期間が無いか3か月未満の場合は、枚数を推定で扱うと書かれています。門前の医院の診療日と患者さんの数、想定より多かった場合に薬剤師を増やす段取りがあるかを確かめてください。
- ドラッグストア併設の調剤は、処方箋枚数が少なければ楽ですか?
-
枚数だけでは決まりません。僕が2年いたドラッグストア併設調剤Bでは、調剤に加えてOTCの接客、レジ、品出しがありました。調剤以外に何を受け持つか、調剤室に薬剤師が1人になる時間があるかを、枚数と一緒に聞いてください。
- パートで応募する場合も、処方箋枚数を聞いていいですか?
-
聞いて構いません。僕はパートとして働いた経験がないので、シフトを組む側の見方で言うと、パートの人に関係するのは店全体の平均より、自分が入る曜日と時間帯の枚数と人数です。「自分が入る予定の時間帯は、何枚くらいを何人で受けていますか」と聞くと、答える側も出しやすくなります。
- 病院の求人でも、同じ読み方が使えますか?
-
この記事の読み方は調剤薬局の求人に向けたものです。僕は病院で働いた経験がなく、病院の人員の決まりも今回は原文を確かめていないので、ここでは扱っていません。病院の求人は、外来と入院の業務の割合、当直の有無など、別の項目で確かめることになります。
- 処方元の医院が出している処方箋の枚数は調べられますか?
-
僕が原文で確認できたのは、薬局が都道府県に報告する項目に「総取扱処方箋数」があるところまでです。応募先の薬局の数字が公開情報に載っていれば、薬局全体の枚数の手がかりになります。処方元ごとの割合は、担当者か店に「主な処方元と、おおよその割合」を聞いてください。
まとめ:薬剤師が転職で処方箋枚数を聞く前に、求人票の空欄を数える


薬剤師の転職で処方箋枚数を聞くときは、先に求人票の「枚数÷人数」を直します。40枚の基準は前年の平均で人数を決める式で、事務や機械、時間帯の山は入っていません。
- 枚数はいつの平均かを聞く
- 人数は時間帯ごとに聞く
- 混む1時間は1人5枚が目安
- 在宅と一包化は件数で聞く
- 公開情報に数字があれば並べる
- 返ってきた数字で割り直す
数字を細かく聞くのは、わがままではありません。入ってから「聞いていた店と違う」と言わずに済むように、店と自分の両方のためにそろえておく確認です。
今夜やることは1つです。気になっている求人票を開いて、リードの表の6つのうち、書かれていないものに印を付けてください。印が付いたところが、明日担当者に送る質問になります。
印を付けたら、空欄がいくつあったかを数えてください。3つ以上あったなら、その求人はまだ「忙しいかどうか分からない店」です。
明日送る相手がいない人は、相手を1社決めるところまでが今日の一歩です。転職すると決めていなくても、「通える範囲で、午後も薬剤師が2人以上立つ店はありますか」と聞くだけでかまいません。
下の3社は、求人票を持たずに聞くだけの相談でも無料です。数字を聞いて、今の店のほうが余裕があると分かれば、それも収穫です。
\人気の薬剤師転職サービス3社/
![]() ![]() 薬剤師 | ![]() ![]() ネット | ![]() ![]() |
| こんな人向け | ||
| 病院や 大手薬局 を希望 | 派遣や 単発も 考える | 中小薬局 や病院を 希望 |
| 雇用形態 | ||
| 正社員 契約社員 パート 派遣 | 常勤 パート 派遣 | 正社員 パート 派遣 |
| 相談・連絡の方法 | ||
| メール 電話 | 対面 オンライン 電話 | Web 電話 |
| 運営会社 | ||
| メディウェル アイングループ | メディカル・ コンシェルジュ 2000年設立 | ハートフルケア 2000年設立 |
| \登録は60秒/無料で相談 | \登録は無料/無料で相談 | \相談は無料/無料で相談 |
| ▶口コミを見る | ▶口コミを見る | ▶口コミを見る |
各項目は各社公式サイトの表記(2026年10月時点)。3社とも全国の都道府県から求人を探せます。メディウェル薬剤師とMC-ファーマネットは紹介予定派遣も選べます。PR:広告リンクを含みます。運営者自身の利用体験ではありません。![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()












