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薬剤師の年間休日120日は十分?求人票で確認したい休日の内訳と職場の選び方

2026 10/04
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転職の進め方・基礎知識
2026年9月13日2026年10月4日
薬剤師の年間休日120日は十分?求人票で確認したい休日の内訳と職場の選び方

薬剤師の年間休日120日は十分?求人票で確認したい休日の内訳と職場の選び方

「年間休日120日なら、しっかり休めそう」と感じても、自分の生活に合うかは別に確認が必要です。土日に休みたい人と、平日に休みたい人では、同じ日数でも使いやすさが変わります。

薬剤師が年間休日120日の求人を比較するときは、有給を除いた休日数、休む曜日、勤務日の長さ、休日対応の有無をセットで確認しましょう。この記事では、求人票から面接、入職前の確認まで使える判断項目を整理します。

目次

薬剤師の年間休日120日とは?まず内訳を確認する

年間休日と有給休暇は分けて考える

厚生労働省の統計上、年間休日は就業規則や労働契約などで労働義務がないとされた日で、年次有給休暇は含みません。求人に「有給を含めて120日休める」と書かれている場合は、「年間休日120日」と同じ条件として比較しないようにしましょう。根拠:厚生労働省「主な用語の定義」。

採用担当者には「有給休暇を除いた年間休日は何日ですか。夏季・年末年始の休みはその日数に含まれますか」と聞きます。夏季休暇という名前でも、有給を使う運用なのか、会社が定めた休日なのかで条件が変わるためです。

120日でも毎月10日休めない

120日を12か月で割ると月平均10日ですが、これは単純計算です。実際の休日が各月に均等に割り振られるとは限りません。忙しい月と連休のある月を含め、年間カレンダーと実際のシフト例で分布を見ましょう。

また、「週休2日制」の表記だけで毎週2日休めると判断しないことも大切です。厚生労働省の資料でも、毎週2日休む完全週休2日制と、隔週などの制度は区別されています。土日が休みか、祝日が別に休みになるかも確認してください。参考:厚生労働省「労働時間制度」。

求人票と面接で確認したい6つの項目

  • 希望する雇用形態に適用される日数か
  • 前年度実績か入職年度の予定か
  • 休日の内訳を区別できるか
  • 公休・祝日・夏季・年末年始・有給
  • 重なる日を二重に数えていないか
  • 午前だけ出勤する日を含むか
  • 丸一日勤務がない日は何日か
  • シフトの運用:希望休の申請期限
  • 勤務表の確定時期と連休の取り方
  • 確定後の変更頻度も確認
  • 欠員や有給時に誰が応援に入るか
  • 配属先で実際に休めているか
  • 休日の電話当番や呼び出しの頻度
  • 勤怠・手当・休みの扱いも確認

ここで聞いた内容は、内定後に届く労働条件通知書の休日欄と突き合わせて初めて確定します。書面がなかなか届かないときの催促の仕方は、入職前に雇用契約書がもらえない場合の確認手順にまとめました。

半日勤務と丸一日の休日を分ける

「木曜午後と土曜午後が休み」でも、両日とも午前中に出勤するなら、丸一日自由になる日とは違います。通勤が発生し、遠出や家族の予定を入れにくいからです。「週休相当」の説明だけで納得せず、出勤する日数と終日休める日数を別々に聞きましょう。

店の営業時間と自分の勤務時間は別

調剤薬局なら開局前後の準備や薬歴記載、ドラッグストアなら調剤以外の担当業務、病院なら当直や日直など、自分に割り当てられる仕事を確認します。いずれも職場によって異なるため、業態名だけで休みやすさを決めつけず、配属予定先の勤務例を見せてもらうのが具体的です。

シフト勤務では、休みの日数に加えて「いつ予定が決まるか」が生活に影響します。厚生労働省もシフト制について留意事項を公開しています。勤務表の通知方法や変更手順も確認しましょう。参考:厚生労働省「いわゆる『シフト制』について」。

年間休日120日でも向かない条件はある

向かない条件は、休日数の多さより「何のために休みを確保したいか」から考えると見つけやすくなります。

  • 家族と週末を過ごしたい人
  • 土日出勤が多い条件は合いにくい
  • 休日数が足りても一緒に過ごせない
  • 旅行や帰省で連休が必要な人
  • 単発の休みが中心の職場は慎重に
  • 毎日の疲労を減らしたい人
  • 長い勤務や通勤があると負担が残る
  • 休日は仕事から離れたい人
  • 電話当番や呼び出しが頻繁だと
  • 予定や行動が制限されやすい
  • 予定を早めに決めたい人
  • シフト確定が遅い条件は負担になる

一方、平日の用事を済ませたい人には、平日休みが使いやすい場合もあります。「土日休みが良い職場」と一律に評価せず、自分の予定と合うかで判断してください。働き方全体を整理したいときは、薬剤師のメリット・デメリットを扱う記事も関連するテーマです。

年収と休日を比較するときは勤務時間も並べる

候補の職場ごとに、年間休日、年間の所定労働時間、残業実績、通勤時間、給与の内訳を同じ欄に書き出しましょう。休日が多くても勤務日が長ければ、日々の自由時間が増えるとは限りません。年収に固定残業代や当直手当が含まれる場合は、その金額と対応する勤務条件も分けて確認します。

たとえば、どちらも年間休日120日でも、「固定の曜日に休める職場」と「休みは多いが曜日が毎月変わる職場」では生活の組み立て方が違います。これは比較のための仮例で、特定の求人の実績ではありません。まず外せない条件を決め、満たす候補の中で給与や仕事内容を比較すると判断しやすくなります。

休日以外の見落としも整理するなら、薬剤師転職の失敗と回避法の記事もあわせて確認できます。今回の転職で解決したい不満を言葉にしておくと、条件の優先順位を保ちやすくなります。

休日と年収を同じ条件で並べる作業は、内定が複数あるときほど手間がかかります。候補ごとの給与と働き方を1枚にそろえる内定比較表の作り方を、noteにまとめました。無料部分で内容と対象の人を確認でき、本編は有料(5,000円)です。薬剤師の転職、内定に迷ったら|給与・働き方を比べて、返事を決める実践ガイド

面接では「休めますか」より具体的に聞く

「休みやすいですか」だけでは、相手と自分で基準が違う可能性があります。次のように、対象と期間を絞って質問しましょう。

  • 配属先の年間カレンダーを確認
  • 直近のシフト例も見せてもらう
  • 土日祝の勤務はどのくらいあるか
  • 連休を希望するときの条件は
  • 有給取得時の応援体制も聞く
  • 休日の電話対応や出勤の頻度は
  • その後の休みの調整も聞く
  • 異動しても休日と勤務条件は同じか

面接準備の流れは、薬剤師の面接で聞かれる質問と答え方の記事も参考になります。回答があいまいな項目はメモし、内定承諾前に労働条件通知書などの書面と照合してください。

自分で確認しにくい条件は相談時にまとめて伝える

求人を探す前に、「有給を除いて年間休日120日以上」「希望する曜日」「許容できる遅番や休日対応」をメモしておくと、採用担当者にも転職サービスにも希望が伝わりやすくなります。

配属先の運用を自分だけで確認しにくい場合は、ファゲットなどの転職サービスに確認を依頼する方法もあります。必要なら以下の案内を確認し、相談時には休日の内訳まで尋ねてください。紹介された求人についても、最後は応募先の書面と説明を照合して判断しましょう。

ファゲット

年間休日120日に関するFAQ

年間休日120日なら土日祝休み?

A. 日数だけでは分かりません。シフトで平日に休日を設ける場合もあります。休む曜日と祝日の扱いを別々に確認しましょう。

年間休日に有給を足して比べていい?

A. 年間休日と有給は別欄にすると比較しやすくなります。有給は付与日数だけでなく、入職後いつから使えるか、取得の運用も確認してください。

年間休日120日未満は外すべき?

A. 120日以上が生活上の必須条件なら、絞り込みの基準にできます。日数に調整の余地があるなら、固定休、連休、勤務時間、通勤も比較しましょう。ただし、有給取得を当てにして希望の休日数を埋める前提には慎重さが必要です。

求人票と面接の説明が違ったら?

A. どの条件が自分に適用されるのか、理由も含めて確認します。配属先や雇用形態の違いが原因の場合もあるため、食い違いを解消し、書面で確認できてから判断しましょう。

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この記事を書いた人

管理薬剤師たろうのアバター 管理薬剤師たろう

調剤薬局4年→ドラッグストア2年→調剤薬局4年(現在は管理薬剤師)。転職を3回経験し、うち2回は失敗しました。3回目でようやく年収を480万円→610万円に上げられた、しくじり多めの薬剤師です。転職活動では薬剤師向けエージェントを5社すべて実際に使って比較しました。薬学部6年制卒・薬剤師国家試験は1発合格。「同じ失敗をしてほしくない」という思いで、薬剤師転職のリアルな失敗談と成功談を本音で発信しています。

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管理薬剤師たろう

管理薬剤師たろう

薬剤師歴10年・34歳。調剤→ドラッグストア→調剤と転職3回(うち2回失敗)、年収は480→610万に。エージェント5社を使い倒した実体験を発信しています。

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