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薬剤師の40代の転職は遅い?一次面接をする管理薬剤師の僕の見方

2026 10/13
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転職の進め方・基礎知識
2026年5月31日2026年10月13日
薬剤師40代の転職は遅い?|薬剤師のリアル

「薬剤師の40代の転職って、もう遅いのかな」「この年齢で求人なんてあるんだろうか」。そんな不安を抱えて検索された方が多いと思います。

僕は管理薬剤師として働く34歳です。いまは応募者の一次面接をする側にいるので、40代の応募を採用する側がどう見るかをお伝えできます。

結論から言うと、40代の薬剤師の転職は決して「終わり」ではありません。ただ、20代と同じ動き方をすると失敗します。

この記事では、40代の転職市場のリアルと、うまくいきやすい動き方・つまずきやすい動き方の違いを、現役管理薬剤師の視点で正直にお話しします。

最初に結論
  • 40代でも求人はある
  • 管理経験が最大の武器
  • 在宅対応も評価される
  • 条件は絞るほど成功する
  • 年収交渉の余地はある
  • 焦って決めると失敗する

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この記事を書いた人
  • 調剤4年→DS2年→調剤4年
  • いまは管理薬剤師(34歳)
  • 転職を3回経験し、うち2回は失敗。
  • 3回目で年収480万→610万にアップ
  • 人気転職エージェント5社を全部利用

「同じ失敗をしてほしくない」という思いで、薬剤師のリアルを本音で書いてます。

詳しい筆者の経歴はこちら

詳細記事:薬剤師ブログ|転職で2回やらかした僕が年収130万上げた話

管理薬剤師たろう
管理薬剤師たろう
目次

40代薬剤師の転職市場のリアルな実情

「40代はもう遅い」と言われがちですが、業態を選べば40代の方が有利になるケースもあります。需要が残っている領域と、年収の目安を最初にそろえます。

まず一番気になる「求人があるのか」という不安にお答えします。40代の薬剤師にも求人は普通にあります。

薬剤師の足りなさは地域や業態で差があり、人手の足りない調剤薬局やドラッグストアは今もあります。

「もう年だから無理」と思い込んでいるのは本人だけで、採用する側は経験のある即戦力を求めているケースが多いんです。

悩む女性

採用する側は、40代の薬剤師に何を期待しているんですか?

管理薬剤師として採用面接に出る立場から正直に言うと、僕らが本当に欲しいのは「明日からひとりで現場を回せる人」です。

新卒や20代を採れば、教える時間も人手も持っていかれます。その点、経験のある40代は教育コストがかからない。

これは数字に出ないけれど、現場にとってはものすごく大きな価値なんです。

この章で解説する内容
  • 調剤薬局とDSは特に狙い目
  • 40代薬剤師の平均年収の目安

調剤薬局とDSは特に狙い目

転職先として現実的に狙いやすいのは、やはり調剤薬局とドラッグストアです。どちらも人手の足りない店があるので、40代でも応募しやすい業態です。

逆に、製薬企業や病院など募集の少ない領域は、未経験から40代で飛び込むのは正直かなり厳しいです。

僕自身は病院や企業の勤務経験がないので、ここは経験していない立場からの話です。募集の数そのものが限られるぶん、40代未経験での転職は狭き門になりやすいと考えてください。

読者

調剤やDSなら40代でもチャンスがあるんですね

40代薬剤師の平均年収の目安

厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査から計算すると、薬剤師の平均年収は40〜44歳で約556万円、45〜49歳で約631万円です(所定内給与×12+年間賞与。残業代は含みません)。

求人サイトによってはもっと高い数字を出すところもありますが、それは管理職や好条件の求人を含めた数字なので、鵜呑みにしないほうが安全です。

「転職したら今の年収より下がるんじゃないか」と不安な方は、40代薬剤師の年収維持戦略をまとめた記事もあわせて読むと、下げずに動くための具体策がつかめると思います。

大事なのは、平均と自分の今の年収を比べて落ち込むことではなく、自分の経験が転職先でどう評価されるかを見極めることです。次の章で、40代が評価される点を具体的に見ていきます。

40代薬剤師が転職で評価される点と不利になる点

40代は20代と同じ土俵で勝負しても勝てないので、評価される武器を理解しておく必要があります。プラスに効くポイントと、面接で警戒される点を両方書きます。

この章でわかること
  • 管理薬剤師経験が武器になる
  • 在宅対応の経験も高評価
  • 40代が警戒される不利な点

40代の転職は「経験をどう見せるか」で結果が大きく変わります。プラスに働く点とマイナスに見られる点を、採用する側の本音も交えて整理します。

この章で解説する内容
  • 管理薬剤師の経験は最大の武器
  • 在宅対応の経験も高く評価される
  • 40代だからこそ警戒される点

管理薬剤師の経験は最大の武器

40代で一番強いのは、間違いなく管理薬剤師としての経験です。

僕も現職で管理薬剤師をやっていますが、この仕事は調剤だけでなく、こんなことまで幅広く担います。

  • 発注・在庫・使用期限の管理
  • 薬歴の監査
  • スタッフのシフトや教育
  • 採用面接

採用する側からすると、店舗をひとりで回せる人材は本当にありがたい存在です。

「監査の前日は胃が痛い」みたいな苦労も含めて、現場をまとめてきた経験は若手には代えがたい価値があります。

僕の職場では管理薬剤師手当が月3〜5万円付きます。年収面でもプラスに働きます。

在宅対応の経験も高く評価される

もうひとつ評価されやすいのが在宅医療への対応経験です。高齢化で在宅を希望する患者さんが増え、薬剤師が訪問して薬を管理するニーズが伸びています。

僕の現職も在宅対応をしている薬局で、ここに強い人は転職市場でも歓迎されます。

医師や看護師、ケアマネとスムーズに連携できる薬剤師は、40代の落ち着きや経験がそのまま強みになります。緩和ケアや介護の知識まであれば、さらに評価は上がります。

40代だからこそ警戒される点

でも、40代は「前職のやり方に固執しそう」という不安を持たれがちです。実際、採用面接で年上の方を見るとき、現場の若いスタッフとうまくやれるかは僕も気にする点です。

あとは単純に給与が高くなりがちなので、ルーティン業務だけなら若手を採りたい、と考える職場もあります。

だからこそ「自分は柔軟だし、現場をまとめる力もある」と伝わる見せ方が大事になります。

一次面接をする側として、年上の応募者で確かめたいことは3つに絞れます。

  • 年下の指示を受けられるか
  • 新しいやり方を覚える気
  • 前職の不満の語り方

「前の薬局ではこうでした」が続くと、入社後も同じことを言う人ではないかと身構えます。前職の話は、やり方の比較ではなく「何を任されて、どう回していたか」に絞ると受け取られ方が変わります。

柔軟さは、「柔軟です」と言っても伝わりません。レセコンや薬歴の機種が変わったときにどう覚えたか、年下の先輩とどう仕事を分けたか。こうした場面をひとつ用意しておくと、面接する側の不安が先に消えます。

給与の高さへの警戒には、任せてもらえる仕事を自分から挙げるのが効きます。「在宅の訪問に出られます」「新人の教育を引き受けられます」のように、調剤以外で店の負担が減ることを具体的に伝えてください。

悩む男性

年齢が高いと、それだけで身構えられそうで不安です

40代薬剤師の転職でつまずく2つの型と僕の失敗

ここからは、40代の転職でつまずきやすい型を2つ書きます。僕自身はまだ34歳なので、一次面接をする側から見えることと、30歳のときの自分の失敗をもとにした話です。

きれいごとではないリアルをお伝えします。

この章で解説する内容
  • 管理経験を言葉にできない型
  • 条件を欲張って決まらない型
  • 僕自身が30代の転職で痛感したこと

管理経験を言葉にできない型

1つ目は、長く管理薬剤師をやってきたのに、その中身を言葉にできていない型です。

「この年ではもう動けないかも」と感じている人ほど、自分の経験を低く見積もりがちです。

管理経験を整理して伝えられれば、在宅に力を入れている薬局や、管理薬剤師を探している薬局も応募先に入ってきます。経験は、棚卸しすれば武器になります。

40代でも、見せ方ひとつで結果は変わります。

悩む男性

管理薬剤師といっても、特別なことはしてこなかった気がします…

つまずく原因は、自分のキャリアを「ただの調剤経験」としか説明できていない点です。

発注や在庫管理、新人教育、本部への数字報告まで全部やってきたのに、それを言葉にできていない。紙に書き出して整理すると、応募先に伝える材料がそろいます。エージェントの担当者に手伝ってもらうのも1つの方法です。

面接する側から見ても、ここが伝わるかどうかで印象は大きく変わります。

条件を欲張って決まらない型

2つ目は、「年収アップも残業ゼロも通勤30分以内も全部譲れない」と条件を盛りすぎて、いつまでも決まらない型です。

40代は条件を絞らないと、求人がどんどん狭くなってしまいます。

「一番大事なのは家から近いこと」のように優先順位を一本に絞り直すと、応募できる求人が見えてきます。

絞るのが遅れるほど、活動は長引きます。全部は手に入らない、という割り切りが40代には要ります。

管理薬剤師たろう

欲張らず、何を一番大事にするか決めるのが分かれ目です

僕自身が30代の転職で痛感したこと

僕自身も30歳のとき、焦って決めた調剤薬局を2ヶ月で辞めるという最大の黒歴史があります。求人票の「アットホームな職場」を信じたら、現実は誰も目を合わせない職場でした。

出勤前に胃がキリキリして、駐車場で車を停めたまま動けない朝もありました。

このとき痛感したのは、焦りで決めると年齢に関係なく失敗するということです。これは40代でもまったく同じで、むしろ40代のほうが一度の失敗のダメージが大きい。

だからこそ慎重に動いてほしいんです。

ちなみに「もう40代だし」と感じる人ほど、その手前の30代後半で転職は遅いのかという不安を引きずっていることが多いです。35歳前後でどう動くかでその後の選択肢が変わるので、まだその年代の人は早めに整理しておくと楽になります。

薬剤師が40代から未経験の業態に挑戦できるか

「今さら病院や企業に行けるのか」は40代でよくある疑問です。挑戦しやすい業態・かなり厳しい業態・ブランクからの復帰、3つの現実をそのまま書きます。

この章でわかること
  • 挑戦しやすい未経験の業態
  • 正直かなり厳しい業態
  • ブランクからの復帰のコツ

「今と違う業態に変えたいけど、40代の未経験で受け入れてもらえるのか」。これも検索でよく見かける悩みです。採用面接に出る側の本音も交えて、現実的なところをお話しします。

この章で解説する内容
  • 挑戦しやすいのは調剤とDS
  • 企業や病院は正直かなり厳しい
  • ブランクからの復帰も道はある

挑戦しやすいのは調剤とDS

未経験の業態でも比較的入りやすいのは、やはり調剤薬局とドラッグストアです。

たとえばDS一本でやってきた方が調剤未経験で調剤薬局へ、という移り方は、人手不足の地域なら40代でも十分に現実的です。

採用する側から見ても、薬剤師としての基礎と社会人経験がある40代なら、業態が違っても比較的早く戦力になると判断できます。

未経験でも「これまで何をどう回してきたか」を語れる人は、業態の壁をそこまで気にされません。

企業や病院は正直かなり厳しい

逆に、製薬企業や病院への未経験転職は相当狭き門です。

企業も病院も募集の数が限られ、経験者と並んで選考されるため、40代未経験だと書類で通りにくくなりがちです。

僕自身は病院や企業の勤務経験がないので、経験していない立場からの話になります。ここを狙うなら、過去の実績で「なぜ未経験なのに採るべきか」を語れることが前提になります。

可能性はゼロではないものの、本命に据えるのはおすすめしません。

焦る男性

未経験で企業や病院は、やっぱり厳しいんですね

ブランクからの復帰も道はある

結婚や育児で現場を離れた方の復帰も、決して不可能ではありません。むしろ調剤薬局やDSは、研修体制を整えてブランクのある40代を受け入れている職場があります。

最初はパートや時短から入って、慣れたら正社員に切り替える進め方も現実的です。

大事なのは、ブランクや未経験を隠さず、復帰後にどう貢献したいかを正直に伝えることです。隠して入っても、結局あとで自分が苦しくなります。

こうした不安こそ、エージェントに正直に相談して求人を絞ってもらうのが安全です。

40代薬剤師が転職を成功させる3つのコツ

40代の転職は「絞り込み」と「ポジション選び」で結果が変わります。面接する側の目線から逆算した、外せない3つのコツを書きます。

この章でわかること
  • 条件は1つに絞り込む
  • 管理職や在宅を狙う
  • 職場見学で雰囲気を確認

40代の転職は「数を打つ」より「狙いを定める」が正解です。そのための3つのコツをまとめます。

この章で解説する内容
  • 譲れない条件を1つに絞る
  • 管理職か在宅のポジションを狙う
  • 必ず職場見学で雰囲気を確かめる

譲れない条件を1つに絞る

40代でうまくいきやすいのは、「これだけは譲れない」を1つに絞る動き方です。年収なのか、勤務地なのか、残業の少なさなのか。すべてを満たす求人を待つと、いつまでも決まりません。

先ほどの2つ目の型のように、優先順位をはっきりさせるだけで一気に話が進むことがあります。何を捨てて何を取るか、家族とも相談しながら決めておくのが大事です。

1つに絞れないときは、薬剤師が転職の優先順位を紙1枚で決める手順を試してください。親の通院や介護のように、自分では動かせない条件を上に置く考え方も書いています。

管理職か在宅のポジションを狙う

40代の強みは経験です。だからこそ、管理薬剤師や在宅対応のポジションを狙うのが理にかなっています。若手と単純な体力勝負をするのではなく、経験が活きる土俵で戦うイメージです。

管理経験があるなら管理薬剤師やエリアマネージャー、在宅の経験があるなら在宅に力を入れる薬局。自分の経験と求人を合わせにいくと、年収アップも現実的になります。

求人で見る場所は、募集の理由と任される範囲です。「管理薬剤師候補」と書かれていても、いつ・どの店で・誰の後任なのかは求人票だけでは分かりません。応募前に次の点を聞いておくと、入ってからの食い違いが減ります。

  • 前任の管理薬剤師の退職時期
  • 常勤薬剤師の人数
  • 管理薬剤師手当の額
  • 在宅の件数と担当者
  • 夜間・休日の電話当番

管理薬剤師が続けて辞めている店は、手当の額より先に理由を確かめてください。人が足りない店の管理者になると、自分の調剤を止めて発注や本部の電話に走る時間が増えます。

在宅を狙うなら、これまでの経験を件数と役割で言えるようにしておきます。個人宅か施設か、訪問は月に何件か、報告書や医師への連絡を誰が書いていたか。経験が無い人は「同行から始めたい」と正直に言ったほうが、採る側は配置を考えやすいです。

必ず職場見学で雰囲気を確かめる

僕が3回目の転職でようやく成功した一番の理由は、応募前に必ず職場見学を入れたことです。空気というのは、その場に立たないと絶対に分かりません。求人票の言葉だけでは見抜けないんです。

40代は失敗のやり直しがききにくいぶん、この「自分の目で確かめる」工程を絶対に省かないでください。見学を嫌がる職場は、それだけで何かを隠しているサインかもしれません。

こうした職場見学の段取りや、求人の裏側の情報は、転職エージェントを使うと一気にやりやすくなります。

自分に合うエージェントの選び方は、薬剤師の転職エージェントおすすめで詳しくまとめています。

自分に合う転職エージェントを探す

条件を1つに絞る、経験が活きるポジションを狙う、見学で確かめる。やることは分かったけれど、働きながら1人で全部は回らない、と感じた人もいると思います。

40代は一度の失敗のやり直しがききにくいぶん、確かめないまま決めるのがいちばん高くつきます。転職エージェントには、求人票に載らない次のような点を、応募の前に聞いてもらえる場合があります。

  • 前任の管理薬剤師の退職時期
  • 常勤薬剤師の人数
  • 管理薬剤師手当の額
  • 在宅の件数と担当者

僕が転職エージェントを使ったときは、担当者に過去2回の失敗を全部話して、応募前の職場見学を頼みました。聞きにくいことほど、間に人が入ると確かめやすくなります。

下の3社は、公式が説明する強みが違います。病院や大手調剤で管理の経験を活かしたいならメディウェル薬剤師、中小の調剤薬局で探すならファゲットの列から見てください。在職中のまま相談できて、合わない求人は断れます。

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40代薬剤師の転職で年収はどう変わるのか

40代の転職で、年収が上がるのか下がるのか。これは「狙い方」で本当に変わります。経験を活かせるポジションを選べば、年収アップは十分に狙えます。

実際、僕が3回目の転職をしたときは、前職の年収から提示が560万円、そこから交渉で初年度610万円まで上げてもらえました。

これは30歳のときの話ですが、年収交渉の余地があること自体は40代でも変わりません。むしろ経験が豊富なぶん、交渉材料は多いはずです。

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交渉の余地は40代でもちゃんとあります。経験が長いぶん、材料はむしろ多いはずです。

逆に、ブランクからの復帰や未経験分野への挑戦では年収が下がるケースもあります。下がること自体が悪いわけではなく、働き方とのバランスで納得できるかが大事です。

年収の全体像は、薬剤師の転職の基本もあわせて読むと整理しやすいと思います。

年収交渉で意外と効くのが、管理薬剤師手当や在宅対応の実績を具体的な数字で示すことです。

「在宅を月何件回していた」「店舗の売上をどう管理していた」といった話は、提示額を動かす材料になります。

僕の場合も、エージェントの担当を通じた交渉で、提示から上乗せしてもらえました。

遠慮して経験を小さく見せるのは、40代では一番もったいない動き方です。

読者

40代でも交渉次第で年収を上げられるんですね

40代薬剤師が転職前に知っておきたい注意点

最後に、40代だからこそ気をつけたい注意点をお伝えします。40代の転職は、勢いより準備が結果を分けます。

まず、在職中に動くことを強くおすすめします。40代で先に辞めてしまうと、決まらない期間の焦りで判断が鈍り、また同じ失敗を繰り返しかねません。僕の黒歴史も、結局は焦りが原因でした。

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先に辞めてから探すと、焦りで判断が鈍ります。動くのは在職中のうちに、です。

もうひとつは、過去の失敗や不安をエージェントに正直に話すことです。僕は3回目のとき、担当に過去2回の失敗を恥を忍んで全部話しました。

隠さず話したからこそ、地雷を避けた求人を紹介してもらえたんだと思います。40代こそ、本音を共有できる相手を持つことが成功の近道です。

あとは、家族との目線合わせも忘れないでください。40代の転職は、年収や勤務地が家庭にそのまま影響します。

ひとりで抱え込んで決めるより、家族に「これだけは譲れない」を共有しておいたほうが、いざ求人を前にしたときの判断がぶれません。

薬剤師40代の転職に関するよくある質問

40代未経験のドラッグストアへ転職はできますか?

可能ですが、OTCの接客やレジ、品出しまで任されることがあり、調剤だけの職場とは勝手が違います。年収だけで選ぶと続かないので、店舗運営に興味があるかを基準にしてください。

40代で管理薬剤師になれますか?

40代から管理薬剤師になる道はあります。見られるのは経験年数より「店舗運営に関わってきたか」です。発注や在庫、スタッフ教育に関わった経験があれば、具体的に伝えてください。

40代だと年収は下がりますか?

転職先と任される役割で変わります。管理や在宅の経験を活かせる求人なら維持や上乗せを狙えますが、未経験の業態では一度下がることもあります。下がる場合は、昇給の時期と手当の条件を内定前に書面で確かめてください。

家族の事情で勤務地が限定されても転職できますか?

できます。通える範囲にどれだけ求人があるかは地域で差があります。エージェントには「通勤30分以内・転居不可」と最初に伝えておくと無駄な打診が減ります。

まとめ:40代の薬剤師の転職は戦い方次第

40代の薬剤師の転職は、決して遅くありません。求人はちゃんとあり、管理経験や在宅対応といった40代ならではの強みを活かせば、年収アップも十分に狙えます。

大事なのは、20代と同じ動き方をしないことです。

この記事のまとめ
  • 40代でも求人はある
  • 管理経験が最大の武器
  • 在宅対応も評価される
  • 条件は絞るほど成功する
  • 年収交渉の余地はある
  • 焦って決めると失敗する

条件を1つに絞り、経験が活きるポジションを狙い、職場見学で自分の目で確かめる。この3つを押さえれば、40代でも納得のいく転職に近づけます。

焦らず、でも在職中から準備を始めて、次こそ失敗しない一歩を踏み出してください。

あと、40代だとどこに登録するかで紹介される求人の質がけっこう変わります。どこを使うか迷ったら、5社使った僕がまとめたエージェントおすすめランキングに各社の向き不向きを書いているので、最初の1社を選ぶ参考にしてください。

自分に合う転職エージェントを探す

40代の転職は、辞めると決めてから動く必要はありません。今日やるのは、管理・在宅・新人教育など、自分が任されてきた仕事を紙に書き出すことだけで十分です。

書き出したものを持って相談すると、その経験でどんな条件の求人が出ているかを聞けます。家族に話す前の材料集めとして使うのも1つの手です。

下の3社はどれも費用がかからず、相談したあとで転職しないと決めてもかまいません。今の職場を続けながら、合いそうな1〜2社だけ見てみてください。

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この記事を書いた人

管理薬剤師たろうのアバター 管理薬剤師たろう

調剤薬局4年→ドラッグストア2年→調剤薬局4年(現在は管理薬剤師)。転職を3回経験し、うち2回は失敗しました。3回目でようやく年収を480万円→610万円に上げられた、しくじり多めの薬剤師です。転職活動では薬剤師向けエージェントを5社すべて実際に使って比較しました。薬学部6年制卒・薬剤師国家試験は1発合格。「同じ失敗をしてほしくない」という思いで、薬剤師転職のリアルな失敗談と成功談を本音で発信しています。

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管理薬剤師たろう

管理薬剤師たろう

薬剤師歴10年・34歳。調剤→ドラッグストア→調剤と転職3回(うち2回失敗)、年収は480→610万に。エージェント5社を使い倒した実体験を発信しています。

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4位
アポプラス薬剤師
面談は対面か電話。面接には基本、担当が同席してくれる(公式の記載)。正社員で面接が不安な人向け。
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