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  2. 年収・キャリア
  3. 薬剤師9年目の年収は統計で約516万|管理薬剤師2年目の僕は610万

薬剤師9年目の年収は統計で約516万|管理薬剤師2年目の僕は610万

2026 11/01
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年収・キャリア
2026年5月29日2026年11月1日
薬剤師9年目の給料・年収

薬剤師9年目の年収は、厚生労働省の統計でみると約516万円が目安です(経験5〜9年・残業代を除く)。30〜34歳に絞ると約496万円、月の手取りは27万円前後になります。

9年目は、昇給の幅が小さくなったと感じやすい時期です。「このまま40代になったら、どこで止まるんだろう」と給与明細を見ながら考えている人も多いと思います。

管理薬剤師のたろう(薬剤師歴10年目・34歳)です。僕の9年目(32歳)は、今の職場Dに入って3年目、管理薬剤師になって2年目の年で、年収は610万円でした。この記事では統計の数字と僕の実額を分けて並べ、手取りの内訳と、9年目から年収を上げる方法を整理します。

最初に結論
  • 統計の目安は約516万円
  • 手取りは月27万前後が目安
  • 同年代より月2万円ほど高い
  • 統計の伸びは年10万円未満
  • 僕の9年目は610万円
  • 上げる道は3つある

9年目で昇給の幅が小さくなると、「この額は自分の経験に見合っているのか」が気になってきます。答えは今の職場の中からは見えにくいので、外の求人でどんな条件が出るかを聞いておくと、比べる物差しができます。

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この記事を書いた人
  • 調剤4年→DS2年→調剤4年
  • いまは管理薬剤師(34歳)
  • 転職を3回経験し、うち2回は失敗。
  • 3回目で年収480万→610万にアップ
  • 人気転職エージェント5社を全部利用

「同じ失敗をしてほしくない」という思いで、薬剤師のリアルを本音で書いてます。

詳しい筆者の経歴はこちら

詳細記事:薬剤師ブログ|転職で2回やらかした僕が年収130万上げた話

管理薬剤師たろう
管理薬剤師たろう
目次

薬剤師9年目の給料・年収は統計で約516万円

数字の出どころは、厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査(職種・年齢階級・経験年数階級別)です。薬剤師の欄を経験年数ごとに見ると、次のとおりです。

経験年数月の給与
賞与
年収の目安
1〜4年月33.4万
賞与77.3万
約478万
5〜9年月35.3万
賞与93.1万
約516万
10〜14年月37.2万
賞与109.6万
約555万
月の給与は所定内給与額。年収の目安=月の給与×12+年間賞与(千円単位の元の数字で計算)

統計の経験年数は満年数で数えます。9年目は満8年なので「5〜9年」の区分に入り、「10〜14年」の区分に入るのは11年目からです。年齢を30〜34歳に絞ると、経験5〜9年で約496万円でした。

読むときの注意が2つあります。

  • 残業代は含まれていない
  • 5〜9年目がまとめて入る

所定内給与は、毎月決まって出る給与から残業代などを除いた額です。残業の多い職場なら、実際の年収はこれより上に出ます。自分の年収と比べるときは、残業代を除いた額で比べてみてください。

この章で解説する内容
  • 会社の規模で見た9年目
  • なぜ9年目で伸びが止まるのか

会社の規模で見た9年目

同じ調査を企業の規模別に分けると、経験5〜9年の薬剤師はこうなります。

企業規模年収の目安
10〜99人約519万
100〜999人約497万
1,000人以上約526万
令和7年賃金構造基本統計調査より算出(残業代を除く)

経験5〜9年では、会社の規模による差は30万円ほどに収まっています。人数の少ない区分は年によってぶれやすいので、「大手なら高い」「小さい薬局なら低い」とは言い切れない、くらいに見てください。

なぜ9年目で伸びが止まるのか

統計の上でも、年収の伸びは大きくありません。1〜4年から5〜9年で約38万円、5〜9年から10〜14年で約39万円です。どちらも5年分の差なので、1年あたりにすると10万円に届きません。

職場の中で見ると、この傾向はもっとはっきりします。僕が新卒で入った調剤薬局Aの昇給は、1回あたり月5千〜1万円でした。年収にすると年6〜12万円(賞与を除く)です。決まった昇給の幅の中にいる限り、役職がつかなければ伸びは緩やかになります。

「自分だけ伸びていない」と感じても、能力の問題とは限りません。職場の給与の仕組みでそうなっていることが多いと思います。

管理薬剤師たろう

9年目の伸び悩みは、たいてい給与の仕組みの問題です。

1つ前の年次の数字は薬剤師8年目の給料・年収にまとめています。

薬剤師9年目の手取りはいくら?額面516万円から引かれるお金

統計の約516万円を例に、実際に口座に入る額を概算します。32歳・独身・扶養なし・協会けんぽ加入の場合の目安です。住んでいる地域や加入している健康保険によって、数千円〜数万円変わります。

引かれるお金は大きく3つ

  • 社会保険料:約77万円
  • 所得税:約10万円
  • 住民税:約25万円

合計で約112万円、年間の手取りは約404万円です。額面の8割弱が残ると覚えておくと、ざっくり計算できます。いちばん重いのは税金ではなく、健康保険・厚生年金・雇用保険を合わせた社会保険料です。

毎月の振込が少なく見える理由

統計の月の給与は35.3万円です。ここから社会保険料と税金を引くと、毎月の手取りは27万円前後になります。

年間の手取り404万円を12で割ると約34万円ですが、毎月の振込はそれより少なく見えます。差は賞与です。統計の賞与93.1万円は、手取りにすると年75万円前後で、夏と冬にまとめて入ります。

9年目の前後は、結婚や子どもの誕生で家計が変わる人も多い時期です。生活費は毎月の手取りを基準にして、賞与は別枠にしておくと、賞与が減った年にも慌てずに済みます。年収ごとの手取りは薬剤師の手取り早見表に並べています。

薬剤師9年目の年収は高い?同年代の平均と比べた立ち位置

「9年目で516万円」が高いか低いかは、比べる相手で答えが変わります。同年代の働く人全体と、業態・役職の2つで位置を見ておきます。

この章で解説する内容
  • 同年代より月2万円ほど高い
  • 業態と役職で見た年収
  • 平均より上でも迷う理由

同年代より月2万円ほど高い

9年目の薬剤師は、6年制を24歳で卒業していれば32〜33歳です。同じ令和7年の調査で、30〜34歳の月の所定内給与を比べます。

  • 薬剤師30〜34歳:33.5万円
  • 全労働者30〜34歳:31.2万円

全労働者の数字は、厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査の概況(性、年齢階級別賃金)の男女計です。月2万円ほど、薬剤師のほうが高いことになります。月の給与だけで比べると、差は思ったほど大きくありません。前年の調査では約8万円の差だったので、年によって動く数字として見てください。

業態と役職で見た年収

賃金構造基本統計調査には、調剤薬局・ドラッグストア・病院といった業態の区分がありません。業態別の公的な数字としては、厚生労働省の第25回医療経済実態調査があります。常勤1人あたりの給料と賞与の平均です。

  • 保険薬局の薬剤師:約479万円
  • 保険薬局の管理薬剤師:約725万円
  • 病院の薬剤師:約581万円

どれも年齢や経験年数を問わない平均なので、9年目の相場そのものではありません。それでも、薬局の中では役職がつくかどうかで大きな差があることは読み取れます。ドラッグストアは、この調査にも公的な区分がありません。

平均より上でも迷う理由

統計と比べて安心できる人もいれば、平均より上なのに迷い続ける人もいます。僕はDS併設の調剤薬局Bにいたころ、年収550万円で当時の同年代より高かったはずです。それでも月45時間の残業で、2年で離れました。

比較でわかるのは現在地だけです。この先に何を優先するか(年収、時間、役職の負担)は、統計では決まりません。次の章では、9年目の僕が実際にどんな働き方で、いくらもらっていたかを書きます。

【実体験】僕の薬剤師9年目(32歳)は管理薬剤師2年目で年収610万円

ここからは統計ではなく、僕個人の実額です。まず1年目からの流れを並べます。

年次
(年齢)
職場年収
1年目
(24歳)
調剤薬局A約380万
4年目調剤薬局A420万
5〜6年目
(28〜29歳)
DS併設
調剤B
550万
7年目
(30歳)
調剤薬局C
(2ヶ月)
480万
7年目
(30歳)
調剤薬局D
(初年度)
610万
8年目D
管理薬剤師に昇格
610万
9年目
(32歳)
D
管理薬剤師2年目
610万
統計の平均とは別物の、地方の一薬剤師の実額。7年目の2行は各職場の年収の条件です

9年目の610万円は、統計の約516万円より上です。ただ、この数字には管理薬剤師としての負担がついてきます。

610万円に届くまでの遠回り

新卒で入ったAの年収は、4年目でも420万円でした。28歳で、年収に惹かれてDS併設のBへ移り550万円。ただ仕事は調剤に加えてOTCの接客、レジ、品出しまであり、月の残業は45時間でした。

30歳で、DSを早く抜けたい一心で調剤薬局Cへ移りました。年収を480万円に下げてでも脱出を優先し、入社2ヶ月で辞めています。職場見学の提案を「日程が合わない」と自分で断っていたのが、いちばんの反省です。

管理薬剤師たろう

年収を下げてまで移ったのに、2ヶ月で辞めてしまいました。

そのあと職場見学を必ず入れて選んだのが、今の調剤薬局Dです。提示は560万円で、交渉して初年度610万円になりました。この遠回りの中身は薬剤師7年目の給料・年収に詳しく書いています。

管理薬剤師2年目に背負ったこと

Dに入って2年目に、管理薬剤師に昇格しました。手当は月3〜5万円です。その代わり、発注や在庫、使用期限の管理、薬歴の監査、スタッフのシフトや採用面接、本部への数字の報告までが仕事に加わりました。

9年目にあたる管理薬剤師2年目の年には、保険薬局の個別指導を1回経験しています。厚生局から通知が届いたのは実施日の約1か月前で、事前に出す書類づくりに土日2回分を使いました。前日に薬歴を全部直そうとして深夜まで残り、当日いちばん頭が回らなかったのが反省点です。

管理薬剤師たろう

前日に全部直そうとしたのが失敗でした。当日、頭が回らなかったんです。

結果は文書での指摘が数点で、返還にはなりませんでした。手当の月3〜5万円は、こうした責任の分だと僕は受け止めています。監査の前日は今でも胃が痛いですし、新人が辞めると自分のシフトが消えます。

DS時代の550万円との違い

DS時代の550万円と9年目の610万円は、額面では60万円しか違いません。それでも中身はまったく別でした。

9年目の年に、長女が生まれました。残業が減って、長女の寝顔を見られる日が増えています。DS時代の働き方のままだったら、この時間はなかったと思います。

9年目の年収を考えるときは、額面と一緒に「その額をどんな働き方で得ているか」を並べてみてください。転職で2回失敗した話の全体は自己紹介の記事に書いています。

薬剤師9年目で年収を上げる現実的な3つの道|管理薬剤師・昇給・転職

「平均なのは分かった。でも、もう少し上げたい」という人に向けて、9年目から狙える道は大きく3つです。上がり幅もハードルも違うので、自分の状況に合うものから考えてみてください。

この章で解説する内容
  • 管理薬剤師手当で月3〜5万
  • 昇給交渉は期待しすぎない
  • 転職で給与レンジを変える

管理薬剤師手当で月3〜5万

職場を変えずに上げるなら、管理薬剤師への昇格がいちばん効きます。僕の職場の手当は月3〜5万円、年にすると36〜60万円です。

ただ、管理薬剤師の枠は店舗に1人です。先輩が長く務めている店では、9年目でも順番が回ってこないことがあります。上司に「次の管理薬剤師の予定はあるか」を聞いておくと、待つ価値があるか判断しやすくなります。仕事の中身は管理薬剤師の仕事内容にまとめています。

焦る男性

昇格の話が来たら、手当の額で決めてしまっていいのかな?

昇格の話が出たら、手当の額だけで決めないでください。手当がついても、残業代の扱いしだいで手取りがほとんど増えないことがあり得ます。管理薬剤師に残業代をつけるかどうかは会社ごとに決め方が違うので、給与規程で確かめるのが先です。

聞いておきたいのは次の4つです。

  • 手当の月額と支給条件
  • 残業代はつくか
  • 休日の電話対応の有無
  • 他店への応援の範囲

聞き方は「管理薬剤師になった場合、手当と残業代の扱いはどうなりますか」で十分です。打診を受けた場面なら、条件を聞いても失礼にはなりません。

僕がやってみて重かったのは、額に出ない部分でした。自分の調剤を止めて卸や本部の電話に出る時間が増え、シフトの穴は自分で埋めます。増える仕事の時間を見積もって、手当を時給に直してみると、割に合うかを判断しやすいです。

昇給交渉は期待しすぎない

今の職場で交渉する手もあります。ただ、給与テーブルが決まっている職場では、交渉だけで数十万円単位が動くことは少ないと思います。昇給は、その職場の給与レンジの中でしか起きないからです。

交渉するなら、担当している業務(在宅、教育係、かかりつけなど)を具体的に挙げて、評価の基準を聞くところから始めるのが現実的です。伝え方は薬剤師の年収交渉に書いています。

管理薬剤師たろう

交渉の前に、動く幅が残っているかを先に見ておくのがコツです。

面談の前に、給与規程か賃金テーブルを見られるか確かめてください。自分の等級と、次の等級に上がる条件が書いてあれば、交渉で動く幅が先に分かります。テーブルの上限に近いなら、交渉で動く幅はほとんど残っていません。

面談で使える聞き方を3つ置いておきます。

  • 「次の等級に上がる条件は何ですか」
  • 「今の評価で足りない点はどこですか」
  • 「手当がつく業務はありますか」

「上げてください」より「何をすれば上がりますか」のほうが、話が前に進みます。店の上司は給与を決める権限を持っていないことが多く、本部に伝える役になるからです。担当している在宅の件数や教えている新人の人数のように、数字で言える材料があると本部に上げてもらいやすくなります。

答えが「うちは年次で決まるから」だったら、その職場での伸びしろはそこまでです。そのときは昇格か転職に話を移してください。

転職で給与レンジを変える

いちばん大きく動くのは、給与水準の高い職場へ移ることです。僕が610万円に届いたのも、職場を変えたからでした。

ただ、年収だけで選ぶと、DS時代の僕のように時間と体力を失います。年収と一緒に、残業時間と業務の範囲を必ず確かめてください。

転職すると決めていなくても、自分の経験で出せる相場を聞いておくと、今の職場に残るかどうかの判断材料になります。たとえばファゲット薬剤師は、中小の調剤薬局や病院の求人を強みとして公式サイトで案内している転職サービスです。僕自身は使っていませんが、相談は無料と書かれています。

【無料登録】ファゲット公式サイト

ほかのサービスとの違いは、薬剤師転職エージェントのおすすめ比較で並べています。

3つの道を読んで、昇格の枠は空きそうになく、交渉しても「年次で決まるから」と返されそうだと感じた人へ。残っているのは、給与レンジの違う職場を知ることです。

年収だけ見て動くと、ドラッグストア時代の僕のように時間を失います。提示額は、残業時間と業務の範囲を並べないと比べられません。エージェントには次の点を応募の前に確かめてもらえる場合があります。

  • 提示額に入る残業代
  • 調剤以外の業務の範囲
  • 常勤の薬剤師の人数
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薬剤師9年目で転職を考えたときに確かめたいこと

9年目は、実務経験を具体的に説明しやすい時期です。一方で、「動くなら今しかない」と焦って決めると、僕のように2ヶ月で辞めることにもなります。動く前に、次の3つを押さえておくと安心です。

この章で解説する内容
  • 求人票に書かれていない3点
  • 賞与の在籍条件と支給日
  • 今すぐ転職しなくていい

求人票に書かれていない3点

2ヶ月で辞めたCの求人票は、あとで読み返しても嘘は書かれていませんでした。足りなかったのは、書かれていない情報です。

  1. 常勤の薬剤師は何人か
  2. 欠員補充か増員か
  3. 前任者はいつ辞めたか

今の僕は、管理薬剤師として求人を出す側でもあり、応募者の一次面接も担当しています。うちの会社では求人原稿を作るのは本部で、店から上げるのは欠員の理由、希望する勤務時間帯、常勤かパートかの3点だけです。上がってきた原稿を見て「うちの残業はこんなに少なくない」と思ったこともあります。

年収や残業の数字は、職場見学や面接で直接確かめるのがいちばん確実です。

賞与の在籍条件と支給日

賞与は、支給日に在籍していることを条件にしている会社があります。9年目の賞与は統計で年90万円を超え、年収の中で大きな割合を占めます。退職日を決める前に、就業規則や給与規程で支給日と条件を確認しておくと損をしにくいです。

確かめる順番は次のとおりです。

  1. 給与規程で賞与の条文を探す
  2. 支給日と在籍条件を読む
  3. 査定の対象期間を読む
  4. 退職日を支給日の後に置く

在籍条件がある会社では、支給日の数日前に退職すると、その回の賞与がまるごと出ないことになります。退職予定の人の賞与をどう扱うかまで書いている規程もあるので、条文は最後まで読んでください。

転職先の初回の賞与も見ておきます。入社した時期によっては、最初の賞与が満額にならないことがあるからです。内定の条件通知で「初回賞与の扱い」を聞いておくと、移った1年目の年収の見込みがずれません。

今すぐ転職しなくていい

「年齢的に今が最後かも」という焦りは、僕にもよく分かります。ただ、統計では経験10〜14年の年収は約555万円で、9年目を過ぎても下がっていくわけではありません。

動くかどうかは別として、自分の経験で出せる相場だけは把握しておく。それだけでも、焦りから来る判断ミスはかなり防げると思います。転職の進め方は薬剤師の転職の進め方にまとめています。

薬剤師9年目の年収に関するよくある質問

薬剤師9年目の年収は平均でいくらですか?

厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査で、薬剤師・経験5〜9年は月の所定内給与35.3万円、賞与93.1万円です。年収にすると約516万円で、残業代は含みません。30〜34歳に絞ると約496万円です。

9年目で年収550万円は低いですか?

低くはありません。統計の約516万円より34万円高い水準です。統計は残業代を含まないので、比べるときは自分の年収からも残業代を除いてみてください。薬剤師の30〜34歳は、同じ年代の働く人全体と比べると、月の所定内給与で2万円ほど高い位置です。

年収516万円だと手取りはいくらですか?

32歳・独身・扶養なしの概算で、年間の手取りは約404万円です。社会保険料が約77万円、所得税が約10万円、住民税が約25万円引かれます。毎月の手取りは27万円前後で、残りは賞与としてまとめて入ります。

なぜ9年目で昇給が止まるんですか?

職場の昇給の幅が決まっているからだと思います。昇給が1回あたり月5千〜1万円なら、年収では年6〜12万円しか増えません。統計でも、経験5〜9年と10〜14年の差は約39万円です。

10年目になれば年収は上がりますか?

統計の経験年数は満年数なので、10年目もまだ「5〜9年」の区分です。「10〜14年」の約555万円に入るのは11年目からです。同じ職場で役職が変わらなければ、年次が1つ上がっても大きくは変わらないことが多いです。

管理薬剤師になると年収はどれくらい上がりますか?

僕の職場では管理薬剤師手当が月3〜5万円、年にすると36〜60万円です。枠は店舗に1人なので、空かなければ待つしかありません。発注や監査、個別指導の対応まで責任が増えるので、仕事の中身を知ってから目指すのがいいと思います。

9年目で転職しても年収は上がりますか?

職場の給与レンジしだいで上がる余地はあります。僕は提示560万円を交渉して初年度610万円になりました。ただ年収だけで選ぶと働き方が崩れるので、残業時間や業務の範囲とセットで確かめてください。

9年目は転職に遅いですか?

遅いとは思いません。9年目は実務経験を具体的に説明しやすい時期です。統計でも経験10〜14年の年収は約555万円で、9年目を過ぎて下がるわけではありません。年齢の焦りより、求人の中身を確かめることを優先してください。

転職でまた失敗しないか不安です。

その不安は大事にしてください。僕は年収を480万円まで下げて移った職場を、2ヶ月で辞めました。常勤の人数、欠員か増員か、前任者がいつ辞めたかを確かめ、職場見学で空気を見てから決めると失敗しにくくなります。

薬剤師9年目の給料・年収についてのまとめ

薬剤師9年目の年収は、統計で約516万円(経験5〜9年・残業代を除く)が目安です。手取りにすると年約404万円、月27万円前後になります。薬剤師の30〜34歳は、同年代の働く人全体より月2万円ほど高い水準です。

9年目は昇給の伸びが小さく、役職や職場の選び方で差がつく時期です。僕の9年目は管理薬剤師2年目で年収610万円でしたが、その手前で年収を480万円まで下げる失敗も挟んでいます。

遠回りして分かったのは、焦らず、職場の雰囲気を自分の目で確かめ、担当には本音を全部話すことの大切さです。今の額に納得できないなら、まず相場と求人の中身を集めるところから始めてみてください。

この記事の結論
  • 統計の目安は約516万円
  • 手取りは月27万前後が目安
  • 同年代より月2万円ほど高い
  • 統計の伸びは年10万円未満
  • 僕の9年目は610万円
  • 上げる道は3つある

前後の年次は8年目と10年目の記事に、30代後半の年収は36歳の薬剤師の年収に、年収の全体像は薬剤師の年収ガイドにまとめています。

転職で年収を上げるときにどのサービスを選ぶかは、比較記事にまとめています。

薬剤師転職エージェントを比較する

「動くなら今が最後かも」と焦っている人ほど、決める前に相場だけ知っておくのがおすすめです。登録しても、転職するかどうかは自分で決められます。

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  • 薬剤師8年目の年収は統計で約516万|管理薬剤師に昇格した年の実額
  • 薬剤師20代の年収は約396万〜459万|統計と僕の実額

この記事を書いた人

管理薬剤師たろうのアバター 管理薬剤師たろう

調剤薬局4年→ドラッグストア2年→調剤薬局4年(現在は管理薬剤師)。転職を3回経験し、うち2回は失敗しました。3回目でようやく年収を480万円→610万円に上げられた、しくじり多めの薬剤師です。転職活動では薬剤師向けエージェントを5社すべて実際に使って比較しました。薬学部6年制卒・薬剤師国家試験は1発合格。「同じ失敗をしてほしくない」という思いで、薬剤師転職のリアルな失敗談と成功談を本音で発信しています。

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管理薬剤師たろう

管理薬剤師たろう

薬剤師歴10年・34歳。調剤→ドラッグストア→調剤と転職3回(うち2回失敗)、年収は480→610万に。エージェント5社を使い倒した実体験を発信しています。

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