病院薬剤師を辞めたいと思うのは、逃げではありません。厚労省の委託調査では、病院薬剤師で「今は転職を検討していない」と答えた人は27.9%でした。
転職を考える理由でいちばん多いのは、給与水準と昇給ペースです。実際、同じ調査では20代の年収は病院常勤が約380万円、薬局常勤が約430万円でした。
ただ、辞める前に一つだけ分けて考えてほしいことがあります。嫌なのは「病院という働き方」なのか、「今の病院」なのか、です。答えによって、選ぶ出口が変わります。
僕は管理薬剤師のたろう、薬剤師歴10年目の34歳です。病院勤務の経験はありません。調剤薬局からドラッグストア併設の調剤に移り、また調剤薬局に戻ってきました。
なので病院の中の話は、公的な調査の数字で書きます。辞めたあとの職場選びは、転職3回(うち2回失敗)の僕の経験と、いま薬局で一次面接をする立場から書きます。
- 調剤4年→DS2年→調剤4年
- いまは管理薬剤師(34歳)
- 転職を3回経験し、うち2回は失敗。
- 3回目で年収480万→610万にアップ
- 人気転職エージェント5社を全部利用
「同じ失敗をしてほしくない」という思いで、薬剤師のリアルを本音で書いてます。
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病院薬剤師を辞めたいのは「逃げ」じゃない【先に結論】
先に答えを言うと、病院薬剤師を辞めるのは逃げじゃありません。辞めたい気持ちを持っている人は、周りに見えているよりずっと多いです。
- 辞めるのは逃げじゃない
- 本当の退職理由は表に出にくい
- 20代は薬局のほうが年収が高め
- 出口は病院・調剤・DS・企業
- 使わなくなるスキルもある
- 動く前の職場見学が必須
憧れて入った病院を辞めたいと思う自分に、罪悪感を持つ人は多いと思います。でも、憧れと生活は別物です。
「みんな続けているのに自分だけ」と感じやすいのには、理由があります。病院が把握している退職理由は、本音が見えにくい形で集計されているからです。
厚労省の委託調査(令和3年度)で、病院に直近3年の薬剤師の退職理由を聞いた結果がこうです。
| 退職理由 | 割合 |
|---|---|
| 一身上の都合 | 35.5% |
| 結婚 | 13.9% |
| 契約期間の満了 | 9.1% |
| 職場の人間関係 | 4.4% |
| 給与水準の不一致 | 3.4% |
人間関係や給与が理由の退職は、数字の上では少なく見えます。ただ、いちばん多いのは中身の分からない「一身上の都合」です。辞める側が本音を言わずに出ていくことも多い、と読むのが自然だと思います。
僕もドラッグストア併設の調剤にいたころ、辞めると決めるまで「2年で逃げるのか」と自分を責めました。でも、月45時間の残業を続けていたら、体のほうが先に限界を迎えていたと思います。
もちろん、辞めない選択もあります。部署や担当の変更で解決する不満なら、転職より先にそちらを試す価値はあります。
ただ、当直の体制や給与テーブルのような「仕組み」は、一人の希望では変わりません。仕組みへの不満なら、外に出るほうが早いです。
なお「そもそも自分は病院に向いていないのかも」と適性から考え直したい人は、病院薬剤師に向いている人・向いていない人で判断材料をまとめています。この記事は「辞めるならどこへ、どう動くか」に絞って進めます。
驚く女性辞めたいなんて思う自分は、ダメなやつだと思ってました…。
病院薬剤師が辞めたくなる理由【公的調査の数字】
では、在職中の病院薬剤師は何に不満を持っているのか。令和4年度の同じ委託調査で、病院薬剤師8,734人が「今、転職を考える要因になっている不満」として選んだものは次のとおりです(複数回答)。
| 転職を考える要因 | 割合 |
|---|---|
| 給与水準 | 28.9% |
| 昇給ペース | 23.1% |
| 勤務時間の長さ | 18.0% |
| 職場の人間関係 | 15.1% |
| 休暇の取りやすさ | 15.1% |
| 業務内容 | 13.9% |
| やりがい | 13.0% |
| 上司や同僚のサポート | 11.7% |
病棟や調剤室の日常で「あるある」と感じる場面は、病院薬剤師あるあるにまとめています。ここでは、辞めるかどうかの判断に関わる4つに絞ります。
給与と昇給が見合わない
不満の1位と2位は、給与水準と昇給ペースでした。数字を見ると、この不満にはちゃんと根拠があります。
令和4年度の委託調査で、薬剤師本人に聞いた年代別の年収はこうでした。
| 年代 | 病院常勤 | 薬局常勤 |
|---|---|---|
| 最も低い年代 | 20代 約380万円 | 20代 約430万円 |
| 最も高い年代 | 50代 約700万円 | 40〜50代 約600万円 |
| 20代の累積 | 2,280万円 | 2,580万円 |
| 65歳までの累積 | 23,280万円 | 22,768万円 |
つまり若いうちは薬局のほうが高く、50代で病院が逆転する形です。20代が終わる時点で、累積の差は約300万円ありました。
一方、厚労省の第25回医療経済実態調査では、全年齢の平均は病院の薬剤師が約581万円、薬局の薬剤師が約479万円です。平均だけ見ると病院のほうが高いんですね。
この2つは矛盾していません。病院は年功で上がっていく給与カーブで、若手の時期がいちばん割に合わない。20代〜30代で「仕事の重さに給料が追いつかない」と感じるのは、自然なことです。
裏を返すと、長く勤めるつもりなら病院のほうが生涯では有利になる可能性もあります。何年働くつもりかで、この数字の意味は変わります。
当直と勤務時間の長さ
3位は勤務時間の長さ(18.0%)です。病院ならではの負担として、夜間の当直や宿直があります。
ただ、夜間の体制があるかどうかは病院の規模でかなり違います。日本病院薬剤師会の2022年度の病院薬剤部門の現状調査では、平日夜間の勤務体制がある病院は500床以上で91.9%、療養型では5.8%でした。
規模ごとの詳しい数字は向いている人の記事に表で載せています。当直明けの扱いや月の回数は病院ごとの決まりなので、応募先で必ず確認してください。
僕は当直をやったことがありません。ただ、夜間の呼び出しに備えるオンコールの負担は薬局にもあって、オンコールがきつい理由で手当や当番の減らし方を書いています。「夜に呼ばれない働き方」を優先したい人は、薬局でも在宅の当番の有無を確認したほうがいいです。



当直明けにそのまま日勤って、聞いてるだけで目まいがします。
人間関係とサポート不足
職場の人間関係は15.1%、上司や同僚からのサポートは11.7%でした。同じ調査で、就職前に「不安に感じていた点」の1位も職場の人間関係(40.9%)です。
人間関係は、部署や病院を変えるだけで解決することもあります。逆に、業態を変えても人間関係の悪い職場に当たれば同じことが起きます。
僕の2回目の転職がまさにそれでした。調剤薬局に移ったものの人間関係が合わず、入社2ヶ月で辞めています。だから人間関係が理由の人ほど、次の職場の空気を自分の目で確かめてほしいです。
委員会や研究の負担
業務内容(13.9%)ややりがい(13.0%)のずれも、転職を考える要因に入っています。病院では、調剤や病棟業務に加えて委員会や学会発表の準備を担当することがあります。
同じ調査の自由回答には「サービス残業の多さ・残業代未払い」という不満も挙がっていました。勉強が好きで病院を選んだ人ほど、それが時間外の義務になったときにしんどさを感じやすいと思います。
委員会や研究活動が勤務時間として扱われるかは、職場によって違います。今の職場で時間外になっているなら、労働時間として申請できないか先に確認してみてください。



好きだった勉強が義務になると、一気に苦しくなるんですよね。
病院薬剤師を辞める前に「今の病院だけ」変える選択肢
ここまでの理由を見て、自分の不満がどこにあるか整理してみてください。「病院の仕事そのもの」が嫌なのか、「今の病院の条件」が嫌なのかで、次の一手が変わります。
| 不満の中身 | 先に考える道 |
|---|---|
| 当直・夜間 | 夜間体制のない 中小・療養型の病院 |
| 人間関係 | 部署異動、 別の病院 |
| 急性期の忙しさ | 慢性期・療養型 |
| 20代の給与 | 薬局・ドラッグストア |
| 臨床から離れたい | 薬局・企業 |
病院から病院へ移る道は、思っているより開いています。厚労省が示した薬剤師偏在指標では、病院薬剤師は全国で0.80と、目標の1.0を下回っていました(薬局は1.08)。
地域差はありますが、病院側にも採用の需要はあるということです。臨床は好きで、条件だけが合わないなら、まず病院の求人から見るのも十分ありです。
一方、夜間の負担も若手の給与もまとめて変えたいなら、病院の外が選択肢になります。ここからは外の出口を3つ見ていきます。
病院薬剤師の転職先①調剤薬局:当直がなくなる
いちばん数の多い出口が調剤薬局です。良い変化と、手放すものの両方を書きます。
- 20代なら年収は上がりやすい
- 当直がなくなる
- 無菌調製などは出番が減る
年収と生活はこう変わる
上の調査のとおり、20代なら薬局常勤のほうが年収は高めです。若手のうちに移ると上がる可能性が高く、年齢が上がるほど差は縮むと見てください。
ただ、病院の給与に当直手当が含まれていた人は注意が必要です。基本給だけで比べると上がっても、手当が消えて月収は思ったほど変わらないこともあります。内定前に、手当を除いた月額で比べてください。
生活面の変化は大きいです。外来中心の薬局なら当直はなく、閉局時間で仕事が区切られます。委員会や学会発表の担当もほとんどありません。
ただし在宅に対応する薬局では、夜間や休日の電話当番(オンコール)がある場合があります。僕の今の薬局も在宅に対応しているので、面接では当番の頻度を必ず確認してほしいところです。
移ると出番が減るスキル
いいことばかりではありません。注射薬の無菌調製や研究のスキルは、外来中心の薬局では出番がほぼなくなります。
カンファレンスで治療方針に関わる機会も、門前薬局にはまずありません。臨床の最前線から離れることに寂しさを感じる人は多いと思います。ここを軽く見て移ると「こんなはずじゃ」となります。
逆に、在宅医療や施設への対応に力を入れる薬局なら、病院で積んだ臨床の目が活きます。無菌調製の設備を持つ薬局もあるので、求人選びで残せる部分はあります。
スキルを手放したくない人は、辞める前に「何を捨てて何を残すか」を書き出してみてください。全部は持っていけませんが、選ぶことはできます。
病院薬剤師の転職先②ドラッグストア:年収と引き換えに接客が増える
ここは僕自身の経験で書けます。28歳のとき調剤薬局からドラッグストア併設の調剤に移って、2年働きました。
- 僕は年収420万→550万
- 品出しやレジの仕事が増える
- 忙しさの種類が病院と違う
僕がいたのは調剤併設の店舗でした。処方箋を受けつつ、OTCと売場も回す働き方です。
僕は年収420万→550万に
僕の場合、調剤薬局の年収420万円から550万円に上がりました。当時の僕には衝撃的な数字でした。
ドラッグストアだけを取り出した公的な年収統計は、僕が調べた範囲では見当たりませんでした。なので業態の平均は書きません。あくまで僕1人の例として、給与の差はこのくらい出ることもある、と受け取ってください。
調剤併設なら処方箋業務も続けられるので、薬剤師の仕事から完全に離れるわけではありません。OTCの知識が付くのは、病院にも調剤にもない強みです。
薬剤師以外の仕事が想像より多い
ここからが本音です。僕は残業が月45時間あって、閉店後の品出しで帰りが夜10時になる生活でした。
調剤に加えて、OTCの接客、レジ、品出し。週の半分は遅番でした。調剤室の外の仕事が想像よりずっと多くて、「僕は何の専門家なんだっけ」と思う瞬間が何度もありました。
店長やエリアの方針で働きやすさが大きく変わるのも、店舗ビジネスならではです。ここも見学や面談で確かめてください。
病院で臨床を積んできた人ほど、このギャップは大きいはずです。僕は2年で限界が来て、次の職場に移りました。お金と引き換えに何を差し出すのか、ここを冷静に見てから選んでほしい出口です。
調剤とドラッグストアで迷う人は、調剤薬局とドラッグストアの将来性比較も読んでみてください。



品出しで夜10時。あの頃の僕は、薬剤師というより店員でした(笑)
病院薬剤師の転職先③企業:狭き門だが病院経験は活きる
3つ目の出口が製薬企業やCRO(開発業務受託機関)などの企業です。求人は少ないですが、病院での経験と相性のいい職種があります。
- DIやCRAは病院経験が活きる
- 求人が少なくタイミング勝負
- 企業一本より並行で狙う
僕自身は企業で働いた経験がないので、ここは仕事内容と求人の見方に絞って書きます。
病院経験が活きる職種
代表的なのは、DI(医薬品情報)、学術、安全性情報、CRA(臨床開発モニター)です。
DIは医療機関からの問い合わせ対応、学術は自社医薬品の情報提供が中心です。CRAは治験を行う病院を回る仕事で、出張が多い代わりに、医療現場の流れを知っていることが役に立ちます。
注射薬や抗がん剤を扱った経験、医師や看護師とのやり取りは、調剤しか知らない僕には書けない強みです。履歴書には業務名だけでなく、扱った領域まで書いておくと伝わりやすくなります。
CROの仕事内容や年収は、CRO・治験コーディネーターの記事にまとめています。
狭き門である現実も知っておく
企業の薬剤師求人は、病院や薬局に比べると数が少なく、出たタイミングで動けるかの勝負になりがちです。未経験で入れる枠は、年齢が上がるほど狭くなる傾向があります。
なので「企業一本」で粘って消耗するより、病院や薬局の求人と並行して探すのが現実的だと思います。年収は会社や職種で差が大きすぎるので、目安は書きません。求人ごとに確認してください。



企業って、特別な人だけの道だと思ってました…!
病院薬剤師が失敗しない辞め方と転職の進め方
行き先が決まっても、動き方を間違えると転職は失敗します。ここは僕の失敗も含めて書きます。
- 在職中に情報収集を始める
- 求人票だけで決めない
- 職場見学を必ず入れる
- 当番・残業・研修を事前確認
病院経験はどこで評価されるのか
僕は今の薬局で、応募してきた薬剤師の一次面接を担当しています。その立場で言うと、病院出身の人に聞きたくなるのは「病棟で何をしていたか」です。
疑義照会で処方の意図を読む力や、重い症例の薬を見てきた経験は、在宅に対応する薬局ではそのまま頼りになります。「病院しか知らないから不利」と考える必要はないと思います。
一方で、面接でよく確かめたくなるのは「なぜ病院を離れるのか」です。不満だけを並べるより、「当直のない働き方で外来と在宅に関わりたい」のように、次にやりたいことで話すほうが伝わります。
2ヶ月退職から学んだ見学の必須さ
僕は30歳のとき、ドラッグストアを早く抜けたい一心で調剤薬局に移り、2ヶ月で退職しました。
長いあいだ「求人票に騙された」と思っていました。でも読み返すと、求人票に嘘は書かれていませんでした。本当は、職場見学の提案を「日程が合わない」と自分から断っていたんです。
消耗しきってから慌てて探すと、目の前の求人が全部良く見えてしまいます。だから進め方の大前提は、辞表を出す前に、余力があるうちに探し始めることです。
その反省から、3回目の転職では職場見学をしてから決めました。今の職場は4年目で、年収は610万円です。
病院からの転職は、当番の有無、研修体制、無菌調製の有無など、確認することが業態をまたいで増えます。見学で何を聞けばいいかは薬局見学で質問すること5つにまとめました。
在職中に進めるなら、活動を始めてから内定までが1〜2か月、退職の手続きまで含めると3〜4か月が目安です。段取りは薬剤師の転職の流れと準備で時期別に書いています。
病院から病院へ移りたい人にも、薬局に移りたい人にも合いそうなのがファゲットです。公式サイトでは、中小の調剤薬局と病院の求人を強みとして挙げています。僕は利用していませんが、調べた範囲では職業紹介の許可(13-ユ-319403)も確認できました。
登録すると担当者から連絡が来るので、「在職中で、まず病院と薬局の求人を比べたい」と最初に伝えておくと話が早いです。ファゲットの公式サイトから無料で登録できます。
引き止めには「時期」を固めて備える
病院の薬剤師は偏在指標で見ても足りていない状態なので、退職を伝えると引き止められることは多いと思います。「次の人が入るまで待ってほしい」と言われるのはよくあるパターンです。
引き止めに備えるなら、退職の意思と最終出勤日をセットで固めてから伝えることです。期間の定めのない雇用なら、民法627条で申し出から2週間たてば退職できます。ただ現実には、就業規則の申し出期限を確認し、1〜2か月前に伝えるのが無難です。
賞与の支給日を確認する、引き継ぎ資料を先に作っておく。この辺を整えておけば、罪悪感を小さくして円満に出られます。切り出し方の具体例は退職の伝え方にまとめています。
どこに相談するかで迷ったら、薬剤師の転職エージェントの比較ランキングを先に読んでみてください。



見学の30分で、求人票の10倍の情報が手に入りますよ。
病院薬剤師を辞めたい人からよくある質問
最後に、病院を辞めるか迷っている人が気になりやすい点に答えておきます。
- 病院から転職すると年収は上がりますか?
-
20代なら上がる可能性が高いです。厚労省の委託調査では、20代の年収は病院常勤が約380万円、薬局常勤が約430万円でした。
ただ50代では病院が逆転し、全年齢の平均も病院のほうが高めです。当直手当がなくなる分も含めて、内定前に月額で試算してください。
- 調剤未経験でも薬局でやっていけますか?
-
やっていけると思います。処方箋の流れや薬歴の書き方は、入ってから覚えられます。
疑義照会や、在宅の重い症例への対応では、病院経験がむしろ活きます。未経験者の研修体制があるかは、見学や面接で確認してください。
- 何年目で辞めるのがいいですか?
-
「3年は続けろ」に縛られる必要はありません。心身を崩しかけているなら、年数より体を優先してください。
認定・専門資格の取得が目前なら、取ってから動くと次の職場で話がしやすくなります。
- 奨学金のお礼奉公中でも辞められますか?
-
契約内容によります。途中で辞めると一括返済や違約金が発生する契約もあるので、先に必ず確認してください。
詳しくは薬剤師のお礼奉公の実態と抜け方で解説しています。
- 一度病院を辞めても、また病院に戻れますか?
-
戻る道はあります。病院薬剤師の偏在指標は全国で0.80と、足りていない状態です。
ただ地域差があり、急性期ほど直近の病棟経験を求められやすいです。戻る可能性があるなら、認定の更新や勉強会への参加を続けておくと話しやすくなります。
- 病院を辞めて後悔しやすいのはどんな場合ですか?
-
僕自身の2ヶ月退職で言えば、消耗しきってから勢いで決め、次の職場を見学しなかったときです。
後悔するかどうかは「辞めるか否か」より「どう辞めるか」に左右されると思います。焦って辞表を出す前に、まず選択肢を並べるところから始めてください。
病院に限らず「薬剤師として働きたくない」が本音に近いなら、感情の正体を切り分ける記事もどうぞ。
まとめ:病院薬剤師の辞めたい気持ちは出口を探すサイン
病院薬剤師を辞めたいと思ったときの考え方と、出口を整理してきました。
- 辞めるのは逃げじゃない
- 不満の上位は給与と昇給
- 別の病院に移る道もある
- 調剤=当直なし・出番が減る技術も
- DS=年収増・接客も増
- 職場見学なしで決めない
若手のうちは、病院の給与が仕事の重さに追いつかない時期があります。それを数字で確かめたうえで、残るか動くかを決めていいと思います。
この記事の年収や夜間体制の数字は、調査ベースの目安です。地域や病院によって違うので、最後は個別の求人と見学で確かめてください。
辞めたい気持ちは、甘えでも裏切りでもなく、次の出口を探し始めるサインです。焦って決める必要はないので、まずは在職中に比較材料を集めるところから始めてみてください。相談先を選ぶなら、薬剤師転職エージェントのおすすめランキングが参考になるはずです。






