薬剤師の立ち仕事って、地味にきついですよね。朝から夕方までほぼ立ちっぱなし、夕方には足がパンパン、腰は鈍く痛む。僕も新卒の調剤薬局時代からずっと「これ、定年まで続けられるのか?」と本気で悩んでました。
先に言っておくと、つらいのはあなただけじゃないです。むしろ薬剤師の現場ではかなり多い悩みで、対処のしようもちゃんとあります。この記事では、僕が10年4業態を渡り歩いて実際にやってきた体の対処と、立ち仕事が少ない職場・働き方の選び方まで正直に書きます。
- 調剤4年→DS2年→調剤4年
- いまは管理薬剤師(34歳)
- 転職を3回経験し、うち2回は失敗。
- 3回目で年収を480万円→610万円にアップ
- 人気薬剤師向け転職エージェント5社全部利用
「同じ失敗をしてほしくない」という思いで、薬剤師のリアルを本音で書いてます。
詳しい筆者の経歴はこちら
薬剤師の立ち仕事がつらいのは普通|つらい人が多い理由
まず安心してほしいんですが、立ち仕事をつらいと感じるのはあなたの体力が低いせいじゃないです。薬剤師の働き方そのものに、足腰を削る要素がいくつも詰まってます。順番に見ていきましょう。
1日の大半を立ちっぱなしで過ごす職種だから
調剤、監査、投薬カウンター、在庫の出し入れ。薬剤師の動きって、ほぼ全部が立った状態で行われます。座れるのは薬歴を書く一瞬くらいで、それも忙しいと立ったまま打ち込むことになります。
僕が混んでる日に歩数計を見たら1日1万2千歩を超えてた日がありました。動き回ってる自覚がないのに、です。座って休む文化がそもそも現場にないんですよね。
硬い床と立ちっぱなしで足腰に負担が集中する
薬局の床ってだいたい硬いです。フローリングやタイルの上に何時間も立つと、衝撃が膝・腰にダイレクトに来ます。これがじわじわ効いてくる。
特に夕方になると足の裏がジンジンして、帰りの運転でアクセルを踏む足が重い。これは僕だけじゃなくて、同僚もよく「足が棒」ってこぼしてました。立ち方や床の硬さって、地味だけど無視できない要素なんです。
むくみや腰痛は放置すると慢性化しやすい
立ち仕事のつらさで怖いのは、その日の疲れで終わらないことです。むくみや軽い腰痛を「いつものこと」と放置してると、だんだん抜けなくなってきます。
僕の知り合いの薬剤師は、腰を完全にやってしまって数ヶ月休職してました。つらいと感じてる今が、対処を始めるベストなタイミングです。がまんが偉いわけじゃないので。
管理薬剤師たろう「気合いで立つ」は一番危ない発想なんですよね。僕も昔それで腰をやりかけました。
立ち仕事のつらさを今すぐ減らす対処法5つ
職場を変えるかどうかは別として、まず今日からできることがけっこうあります。僕が実際にやって効いたものだけ、正直に紹介します。
- 靴とインソールを見直す
- 着圧ソックスでむくみ対策
- 立ち方と体重のかけ方を変える
- こまめに足を動かす
- 帰宅後のケアを習慣にする
どれも特別な道具はいりません。一つずつ見ていきましょう。
靴とインソールを変えると一番効く
正直、これが一番コスパいいです。安い靴を硬い床で履いてると、足が受ける衝撃がそのまま腰に来ます。クッション性のある靴に変えるだけで体感がだいぶ違います。
僕はクッション厚めのスニーカーに、別売りのインソールを足してます。これにしてから、夕方の足裏のジンジンがかなり減りました。靴に数千円かけるのは、たぶん一番効率のいい自己投資です。
着圧ソックスでむくみをためない
夕方の足のパンパン感がつらい人は、着圧ソックスを試す価値があります。ふくらはぎを適度に締めて血流を助けてくれるので、むくみが残りにくくなります。
僕は最初「そんなので変わる?」と半信半疑だったんですが、履いた日と履かない日で帰宅後の足の重さが違いました。ただ締め付けが強すぎる物は逆に疲れるので、無理ないやつを選んでくださいね。
立ち方と足の動かし方を意識する
同じ姿勢で固まってると、特定の場所にずっと負担がかかります。片足重心のクセがある人は要注意で、腰の左右差につながります。
僕がやってるのは、監査の合間にこっそりかかと上げをしたり、左右に重心を移したりすること。あと棚を取りに行くたびに軽く足を動かす。地味ですが、ずっと固まってるよりは全然マシな気がします。
帰宅後のケアをサボらない
その日の疲れはその日のうちに、が理想です。お風呂で足を温めて、ふくらはぎを下から上にさするだけでもむくみの抜けが違います。
僕は寝る前に足を壁に上げて数分置くのをやってます。妻に「何やってんの」って笑われましたが、翌朝の足の軽さが違うんですよね。続けやすい一個でいいので習慣にするのがコツです。
それでもつらいなら職場や働き方を変える選択肢もある
対処をやっても限界、もう体が悲鳴を上げてる。そういうときは、がまんを続けるより環境ごと変えるのが現実的です。立ち仕事の量って、業態でけっこう変わります。
座れる時間が長い業態は実在する
調剤やドラッグストアは立ちっぱなしの代表ですが、薬剤師の働き口はそれだけじゃないです。事務的な作業が多い業態だと、座って仕事する時間が増えます。
たとえば製薬企業の内勤、CRO・治験コーディネーター、本部の管理部門あたり。デスクワーク中心なので、立ち仕事の負担はかなり軽くなります。年収や働き方は業態で違うので、気になる人は薬剤師の職場の選び方もあわせて読んでみてください。
同じ調剤でも職場で立ち仕事の量は違う
業態を変えなくても、職場を変えるだけで楽になることもあります。処方箋枚数が多い門前と、ゆったりした在宅中心の薬局じゃ、立ちっぱなしの密度が全然違うんです。
僕の現職は在宅対応がある薬局で、外回りで座って移動する時間もあるので、前の激務DS時代より体の消耗はだいぶマシです。「調剤=全部きつい」と決めつけず、職場単位で見るのが大事だと思います。
週3や時短で入りやすいのは派遣なので、体を休めながら働く選択肢にもなります。案件の中身はファル・メイトに登録して求人を覗いた話に書きました。
転職を急ぎすぎると別の地雷を踏む
ここは正直に言っておきます。「立ち仕事つらい、もう辞める」と焦って決めると、別の問題で失敗しがちです。僕がまさにそれをやらかしました。
激務から逃げたい一心で焦って転職した先が人間関係最悪で、2ヶ月で退職。立ち仕事は減ったけど別の地獄でした。体がつらいときほど、職場の中身を見ずに飛びつかないでほしいです。



「今より楽そう」だけで決めると、僕みたいに別の落とし穴にハマります。
立ち仕事で限界だった僕が職場を変えるまで
ここからは僕自身の話です。立ち仕事のつらさと向き合って、最終的に職場を変えるまでに何があったか。きれいな成功談じゃないので、参考程度に読んでください。
DS時代、足も気力も削られていった
28歳でドラッグストア併設の調剤に移った頃が一番きつかったです。調剤に加えてOTC接客、レジ、品出し。閉店後の品出しで夜10時まで立ちっぱなし、月の残業は45時間。
帰る頃には足の裏の感覚が鈍くて、駐車場までの数十メートルが妙に遠かった。年収は550万に上がってたけど、「金は増えたのに足も時間も削られてる、何やってんだろう」って暗い気持ちでした。あの頃の僕に「靴変えろ」って言いたい。いや、それ以前の問題だったかも。
あの頃、足と同じくらい地味に削られてたのが、合間に挟まるDSのレジ対応に納得がいかなかった話でした。薬剤師なのに延々とレジに立たされる感覚、立ち仕事のつらさと地続きで効いてくるんですよね。
体の限界をきっかけに選び方を変えた
結局そのあと焦って転職して2ヶ月で辞める失敗もして、3回目の転職でやっと選び方を変えました。年収や条件じゃなくて、現場の働き方と雰囲気を最優先にしたんです。
そのとき助かったのが、職場見学を必ず入れてくれて、現場の忙しさまで正直に教えてくれたエージェントでした。僕は5社のエージェントを使い比べたんですが、見学で実際の立ち仕事の密度まで確認できたのが大きかったです。今の薬局は在宅対応もあって、前ほど足を削られない働き方になりました。完全に楽とは言わないですけどね。
ちなみに僕が一番良かったのは、職場見学に強くて担当が急かさなかった薬剤師転職エージェントの比較でした。立ち仕事の量みたいな「求人票に載らないリアル」を確かめたい人とは相性がいいと思います。
無料登録から職場見学までの流れ(タップで開く)
- 公式から無料登録(数分)
- 担当と希望条件をすり合わせ
- 気になる求人で職場見学を依頼
- 現場の働き方を確認して判断
- 合わなければ断ってOK
よくある質問
- 立ち仕事がつらいのは甘えですか?
甘えじゃないです。薬剤師は1日中立ちっぱなしの職種なので、つらく感じるのが自然です。むしろ無理を続けるほうが体を壊すリスクが高いです。
- 一番すぐ効く対処はなんですか?
クッション性のある靴とインソールに変えることです。硬い床からの衝撃が減るので、足裏や腰の負担が一番わかりやすく軽くなります。
- 着圧ソックスは本当に効きますか?
夕方のむくみがつらい人には効きやすいです。僕は履いた日と履かない日で帰宅後の足の重さが違いました。締め付けが強すぎる物は避けてください。
- 腰痛がひどいときは病院に行くべき?
痛みが続くなら整形外科で診てもらってください。慢性化してから動くより、早めに専門家に見せるほうが結果的に楽です。自己流のがまんは禁物です。
- 立ち仕事が少ない薬剤師の仕事はありますか?
あります。製薬企業の内勤、CRO・治験コーディネーター、本部の管理部門などはデスクワーク中心です。座る時間が長い働き方は実在します。
- 同じ調剤でも立ち仕事の量は違いますか?
違います。処方箋枚数の多い門前と、在宅中心のゆったりした薬局では立ちっぱなしの密度が変わります。職場単位で見るのが大事です。
- 妊娠中の立ち仕事はどうすればいい?
無理は禁物です。職場に相談して座れる業務を増やしてもらう、休憩をこまめに取るなどの配慮を求めてください。我慢して続けることではないです。
- 立ち仕事つらさを理由に転職してもいい?
立派な理由になります。体の負担は長く働けるかに直結します。ただし焦って決めると別の地雷を踏むので、職場見学で中身を確認してください。
- 転職の面接で体の負担を理由にしてもいい?
言い方を選べば大丈夫です。「長く働ける環境で力を発揮したい」のように前向きに変換すると印象がいいです。後ろ向きな言い切りは避けましょう。
- エージェントに立ち仕事の量まで聞けますか?
聞けます。むしろ正直に伝えるべきです。職場見学に強い担当なら、現場の忙しさや座れる時間まで確認したうえで求人を出してくれます。
まとめ|立ち仕事のつらさは対処も逃げ道もある
薬剤師の立ち仕事がつらいのは、あなたの体力のせいじゃなく職種の構造です。まずは靴やケアでできる対処をやって、それでも限界なら職場や業態を変える選択肢があります。
大事なのは、体を壊してから動くんじゃなくて、つらいと感じてる今のうちに手を打つこと。僕みたいに焦って失敗しないよう、変えるなら中身を確かめてからにしてくださいね。
- 立ち仕事がつらいのは普通
- 靴とインソールで半分変わる
- むくみは着圧と動きで対処
- 限界なら職場を変える手も
- 座れる業態は実在する
- 体を壊す前に動くのが正解





