こんにちは、管理薬剤師のたろうです。10年薬剤師やってる僕でも、新人時代は「ついていけない」と毎日思ってました。32歳の今は管理薬剤師で年収610万ですが、ここまでくるのに転職3回中2回失敗してます。
「薬剤師 ついていけない」と検索した人、いま現場で詰みかけてる状態かなと。処方箋応需スピードに追いつけない、薬の名前覚えきれない、服薬指導で噛む、薬局長の指示について行けない、こういう「自分だけ取り残されてる」感覚、めちゃくちゃ分かります。
この記事では、「ついていけない」のタイプ別に対処を書きます。「自分が悪い」と思い込む前に読んでほしい。
- 調剤4年→DS2年→調剤4年
- いまは管理薬剤師(34歳)
- 転職を3回経験し、うち2回は失敗。
- 3回目で年収を480万円→610万円にアップ
- 人気薬剤師向け転職エージェント5社全部利用
「同じ失敗をしてほしくない」という思いで、薬剤師のリアルを本音で書いてます。
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タイプ別の対処を読む前に「もう環境を変える方向で考えたい」という人は、5社を実際に使った僕のエージェントおすすめランキングを先に見てもらえれば、教育体制で職場を選ぶときの判断材料が一気にそろいます。
「ついていけない」5つのパターン
①処方箋応需スピード型
1日100枚以上の処方箋を捌くスピードに追いつけない。同期は10分で1枚なのに自分は30分かかる。先輩の調剤を見て、追いつくのが無理に思える。
②薬の知識量型
薬の名前・適応・用量・副作用、覚えるべきことが膨大すぎる。先輩はパッと答えるのに、自分は調剤台のメモを毎回確認しないと分からない。
現職Dは調剤併設型なので、両方の良し悪しが見えてきた感じがあります。事前に職場見学できるならしておくと判断しやすいです。
③服薬指導型
患者の前で説明しようとすると頭が真っ白に。専門用語を噛んでしまう。「どうしたの新人さん?」と患者に言われて凹む。
④業務範囲型
調剤+薬歴+疑義照会+発注+OTC接客+電話対応、業務範囲が広すぎてマルチタスクが破綻。何から手を付けていいか分からない。
業態によって日々の仕事の中身も結構変わってきます。僕も調剤AからDS-Bに移ったときは、最初の1ヶ月は戸惑うことばかりでした。
⑤人間関係型
業務の話なら詰まらないのに、職場の雰囲気・薬局長の機嫌・スタッフ間の暗黙ルールについていけない。空気が読めなくて疲れる。
周りの薬剤師でも、同じところで悩んでいる人は多いです。一人で抱え込まずに、職場外の薬剤師ともつながっておくと気持ちが楽になります。
タイプ別の対処法
①スピード型:練習よりフォーム
スピードを上げるには、正しい調剤フォーム(動線・手順)を体に染み込ませる。新人時代は「速くやろう」じゃなく「正確なフォームを反復」の方が長期的に伸びる。
現職Dは調剤併設型なので、両方の良し悪しが見えてきた感じがあります。事前に職場見学できるならしておくと判断しやすいです。
②知識量型:頻出TOP30だけ集中
全部覚えるのは無理。その薬局の処方頻度TOP30だけリスト化して、最初の2週間で集中的に。残りは調剤台のメモで対応。
③服薬指導型:テンプレ10個作成
高血圧・糖尿病・抗生剤・痛み止め・抗うつ薬の説明テンプレを自分で作って、本番で頭が真っ白でも対応可能に。詳しくは服薬指導の会話例を。
僕も調剤A時代に同じところでつまずいたので、ここは時間をかけて整理しておくと後で楽になります。あとから「知っとけばよかった」となるのは正直しんどいです。
④業務範囲型:優先順位の確認
「今日のメインは調剤」「在庫整理は明日でOK」と、薬局長に優先順位を毎日確認。これで「何から」のストレスがなくなる。
僕もDS-B時代に体調を崩しかけたことがあって、無理をしすぎないのは本当に大事だなと感じています。家庭がある今はなおさらです。
⑤人間関係型:業務上の関係に絞る
雑談・暗黙ルール・薬局長の機嫌、これらは無理に合わせない。業務上の必要最低限の関係に絞ると消耗が半減。詳しくは人間関係がつらい薬剤師へを。
僕の新人時代を振り返ると、①と②に該当してました。3ヶ月で慣れて、半年で平均レベル、1年で先輩レベル、そのペースで進みました。新人の「ついていけない」は時間と練習で必ず解消されます。
「ついていけない」のは自分のせい?
ほぼ全員が新人時代に通る道
現役10年目の僕も、5年目の管理薬剤師の同期も、みんな新人時代に「ついていけない」と思ってました。これは普遍的な体験で、あなたが特別ダメなわけじゃない。
管理職になると見える景色は変わるものの、現場に立つ時間は減るので、純粋に薬剤師の仕事をしたい人にはちょっと物足りないかもしれません。
教育体制の問題の可能性も
3〜6ヶ月たっても慣れる兆しがないなら、教育体制が悪い可能性大。OJT担当の薬剤師が指導してくれない、マニュアルがない、こういう薬局は新人が育たない。
薬局かDSかで給料も働き方もズレるので、自分が何を優先するかを先に決めておくと選びやすいです。
辞めるべきラインの見極め
身体症状が2週間以上続く
胃痛・不眠・動悸が続いてるなら、もう精神的限界を越えてる。詳しくは薬剤師のストレスを溜めない方法を。
僕もDS-B時代に体調を崩しかけたことがあって、無理をしすぎないのは本当に大事だなと感じています。家庭がある今はなおさらです。
あと、ついていけない感じが「スピードや知識」じゃなくて調剤の業務そのものへの苦手意識から来てるなら、それはまた別の悩みかもしれません。そっちが気になる人は調剤に向いてないと感じる薬剤師へ向けた僕の本音も読んでみてください。
教育体制が崩壊してる
質問しても「自分で考えて」しか返ってこない、OJT担当が決まってない、マニュアルがない、こういう薬局は新人潰しの構造。逃げるが勝ち。
現職Dは調剤併設型なので、両方の良し悪しが見えてきた感じがあります。事前に職場見学できるならしておくと判断しやすいです。
ブラック薬局のサインがある
「アットホーム」を信じて入った薬局がブラックだった可能性も。詳しくはブラック薬局の見分け方を。
業態によって日々の仕事の中身も結構変わってきます。僕も調剤AからDS-Bに移ったときは、最初の1ヶ月は戸惑うことばかりでした。
1年目で転職するなら
1年目で辞めても、第二新卒として若さは武器になる。詳しくは薬剤師の第二新卒転職は不利?を。
教育体制のしっかりした薬局へ
次の転職先選びでは、「新人教育のマニュアル」「OJT担当の有無」「研修プログラム」、この3つを必ず聞く。薬剤師の職場見学チェックリストも参考に。
僕は5社のエージェントを使い比べてみて、担当者の質が想像以上にバラバラだなと感じました。合わない人は早めに切るくらいでちょうどいいです。
ついていけない薬剤師のためのエージェント
「教育体制」「ブランク・新人OK」「人間関係の良い薬局」、こういう条件で探せるエージェントが必要。
僕が3回目で使ったそのエージェントは、若手薬剤師の相談にも丁寧で、職場見学を組んでくれます。「ついていけない」を解消する職場選びをサポート。
薬剤師がついていけない時のよくある質問
Q. 1年で辞めるのは早すぎる?
身体症状が出てるなら早すぎることはない。詳しくは薬剤師1年目が辛い時の乗り越え方を。
同期と比べて圧倒的に遅い…
同期は同期の薬局のペースで進んでるだけ。比較は無意味。あなたのペースで前進してれば大丈夫。
Q. 詰められる先輩に当たって辛い
質問しても怒鳴られるなら、それはハラスメント。本部か労基署に相談する選択肢も。詳しくは薬局長がうざいと感じる薬剤師を。
- 入職して何ヶ月くらいでついていけるようになりますか?
処方頻度TOP30を覚える3ヶ月くらいで景色が変わる人が多いです。僕も半年で平均レベルまでいけました。逆に3〜6ヶ月たっても兆しゼロなら、自分の能力より教育体制を疑った方がいいです。
- 同期と比べて圧倒的に遅いです。向いてないのでしょうか?
同期はその薬局の処方の流れに先に慣れただけなので、比較はあまり意味がないです。薬局ごとに頻出薬も動線も違うので、自分のペースで前に進めてるなら大丈夫だと思います。
- 調剤スピードが遅いのですが、どう練習すればいいですか?
速さを直接狙うより、正しい動線と手順を体に染み込ませる方が結局は速くなります。新人のうちは「速く」じゃなくて「正確なフォームの反復」を優先するのがおすすめです。
- 薬の名前が全然覚えられません。コツはありますか?
全部を一気に覚えるのは無理なので、その薬局の処方頻度TOP30だけ最初の2週間で集中するのが効率いいです。残りは調剤台のメモで対応してOK。使ううちに勝手に覚えます。
- 服薬指導で頭が真っ白になります。どうすれば?
高血圧や糖尿病など、よく出る疾患の説明テンプレを自分で10個くらい作っておくと本番で詰まりにくくなります。頭が真っ白でもテンプレがあれば口が動くので、ここは先に仕込んでおくと楽です。
- 1年目で辞めるのは早すぎますか?
胃痛や不眠みたいな体の不調が出てるなら、早すぎることはないです。第二新卒として若さは普通に武器になります。逆に体は平気で「慣れの問題」なら、もう少し続けてみる選択もありかなと。
- 教育体制が悪いだけなのか、自分が悪いのか分かりません。
質問しても「自分で考えて」しか返ってこない、OJT担当もマニュアルもない、こういう薬局なら自分のせいじゃないことが多いです。逃げるが勝ちのケースもあるので抱え込みすぎないでください。
- 詰めてくる先輩がしんどいです。我慢すべきですか?
指導と人格否定は別物です。質問するたびに怒鳴られるならハラスメント寄りなので、本部や労基署に相談する選択肢も持っておいていいと思います。我慢一択にしないでください。
- 転職してもまた同じことで詰まらないか不安です。
その不安はまっとうです。僕も転職3回で2回失敗してます。次で失敗を減らすには「教育マニュアルとOJT担当の有無を必ず聞く」「職場見学を入れる」のが効きました。条件より育つ環境を優先するのがコツです。
- エージェントは使った方がいいですか?
「教育体制がある」「新人・ブランクOK」みたいな条件で探すなら使う価値はあります。僕は5社使い比べて担当の質がバラバラだと感じたので、合わなければ遠慮なく変えてもらうのがいいです。
ついていけなさから「薬剤師以外の仕事」まで考えている人は、辞めて違う仕事に進んだ人の後悔と満足を分けた条件も参考にしてください。
まとめ:時間と環境が2大要因
「ついていけない」は新人時代に普遍的に起きる感覚です。3〜6ヶ月で慣れる兆しが出てれば普通、出なければ環境(教育体制)に問題ある可能性大。
身体症状が出てるなら、もう転職を真剣に検討するラインです。我慢で消耗するより、教育体制の良い薬局に移る方が長期的に得です。
どこに相談するか迷ってる人は、新人や若手のフォローが手厚かった会社を中心にまとめた5社使った僕の転職エージェントランキングを見てみてください。職場見学を組んでくれるところを選べば、入る前に「教育体制があるか」を自分の目で確かめられます。

